対象:人材採用
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運用の仕方とバランス次第です
基本的には業種・業態によります。しかし、成果主義を取り入れた企業の多くが修正や撤廃を行っている実情からすれば短期的な売上成果に比して長期的には弊害が少なくなかったようです。
弊害の一つに成果主義は個人主義であり、現場における個々の成功と失敗というナレッジが共有され難く企業全体としての高度化が進み難くなるという問題があります。現在のように企業を取り巻く環境変化が著しい時代では現場での環境変化をいち早く取り込み戦略修正を行うという帰納型の対応が不可欠であることを考えると成果主義はナレッジが個人に留まってしまうという面で長期的には弊害があるといえます。
弊害の二つ目は成果主義すなわち売上主義ということになり勝ちで顧客との良好な関係性構築が出来難くなることです。成長期はいざ知らず、低成長期の現在は顧客との継続的関係構築が営業効率を高めるポイントになっています。
要するに顧客との継続的な関係の中から新たなビジネスチャンスを構築していくことが健全なけ経営に欠かせないということでもあります。
三つ目は個人への依存度が高まり、その個人の退社等がきっかけとなり顧客を失うことが多いようです。要するに引き継ぎ不能でダイレクトに売上を落としてしまうケースもあったのです。
ただし、成果主義は実際的な成果を重視するという考え方であり、成果主義そのものが悪いという訳ではありません、要は運用の仕方とバランスなのです。
例えばチーム型の成果主義であればナレッジマネジメント高度化の可能性は高いと言えます。
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この回答の相談
一時期、話題になっていた成果主義ですが、短期的な結果ばかりを追うようになり、弊害もあると聞きました。成果主義は、長期視点に立ったときに本当に成果をあげるシステムといえるでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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