対象:家計・ライフプラン
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住宅購入のための家計診断
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アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
さて、ご質問の件ですが、ご指摘の通り住宅関係の費用を概ね月9万円以内でという選択はなかなかいい感じかと思います。
家計の方は結構苦慮している雰囲気を感じますが、もし、現住居よりも広い家に住むとなれば光熱費は上がる可能性がありますね。
それに加えて家族が増えたり、子供さんが大きくなるにつれて、光熱費もさることながら食費なども以外にかさむものです。
そうした点は本来、考慮しなければなりませんが、とりあえずはさておき、まずは住宅購入の方を検討してみましょう。
最初に、自己資金に関しては、1,000万全額を使うかどうかも検討しておくべきですね。
今後、収入の伸びや当面の共働きがなく、ある程度の年齢まで子どもさんを育てるとなれば、そこそこの教育資金は手元においておくべきと感じます。
では、仮に住宅購入(マンション)に500万を充当し、9万のうち2万円は管理費、駐車場代など、残りがローン返済額としましょうか。
で、月7万円の返済で借り入れできる金額は、35年返済で金利0.87%程度のフラット35Sであれば、概ね2,530万円程度の借り入れ金額になります。
つまり、500万の自己資金、ローン2,530万の合計3,030万円の物件金額ということになります。
ただ、この程度の価格でご夫妻が満足いくものを購入できるかどうかは何とも言えませんね。
欲を出せば自己資金を増やすかローンを増やすかにということにはなりますが…
このように計算してみると、現在、財形で3万ほど貯蓄していますが、この分はそのまま貯蓄としておけば、万一の際には対応できる家計になりそうです。
また、借入先は、今現在ではフラット35Sが超低金利ですから、利用価値はありますね。
1%を切る全期間固定金利商品はあり得ませんということです。
次に、家計の方ですが、節約という観点では難しそうですね。
強いて言えば、学資も含めた保険の見直しでしょうか…
保険の内容等がわかりませんので、何とも言えませんが、例えば、学資は戻り率で計算しがちですが、利回り的にはどうかという点はあります。
単に定期預金の方がいいということもありますので、ご留意されてはと感じます。
これは個人年金も同様ですが、詳しくは以下のコラムを参照ください。
★個人年金は本当にお得か??
http://profile.ne.jp/pf/t-teraoka/c/c-145687/
いずれにしましても、自己資金の有効利用と超低金利のフラット35を使っていけば、無理のない住宅購入ができそうです。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
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評価・お礼
michellemama さん
2015/03/06 13:17
詳しくご回答いただきありがとうございます。
家計の方もコメントいただけてありがたいです。
保険の見直しは子供が生まれてからしたばかりなので、これ以上減らすとすれば、夫の死亡保障で月2千円ちょっとぐらいです。
学資保険と書きましたが、実際には解約返戻金つき終身保険なので、(利回りは良かったのでそれにしました)学資に使わなければそのまま置いて他に回すこともできると聞きました。
フラット35がお得ということなので、ローンはそれで検討したいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 寺岡 孝
- ( 東京都 / 建築プロデューサー )
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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昨年会社の借り上げ社宅制度の適用が終了し、月3万円程度だった自己負担が満額になりました。
家賃負担が大きく貯蓄を切り崩しているため急ぎで住宅購入を考えています。 … [続きを読む]
michellemamaさん (兵庫県/37歳/女性)
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