対象:不動産売買
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中石 輝
不動産業
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中古マンションの売却活動の進め方
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ご所有マンションの築年数や広さ、周辺エリア内での中古マンション需要にマッチしている価格帯であるかどうか…等の条件によりアドバイスの内容も異なりますが、現状の中古マンション市況の販売においては「まず売却を焦らないこと」が大切です。
レインズが公表している市況データを見ると、東京都では昨年5月から今年6月まで14ヶ月連続で成約単価が前年比を下回っています。
7月には若干回復しましたが、8月には再度下落に転じ、昨年5月に東京都の平均平方メートル単価が50.8万円だったものが、今年8月では48.72万円という状況です。
あくまでも平均単価ですので、マンションの個別要素により状況も異なりますが、このような下落基調の市況では、初めの価格設定が非常に重要になります。
ご質問の中での‘レインズからの資料請求は80件’という数字が何を指すのかは分かり兼ねますが、レインズのシステム上での販売図面ダウンロード数が3週間で80件であったとすると、件数が少ないように感じます。
中古マンション価格がジリジリと下落している市況では、仲介業者側が提示する査定価格は過去の成約事例を基準にしているため、どうしても割高になりがちです。
その査定額にプラス100万円の売出価格設定となると、各仲介業者の担当者や、一般のお客様に割高と思われている可能性も高いでしょう。
ただし、レインズに登録してまだ3週間であれば、まだまだ焦る必要もないと思います。今のご時世、余程希少性の高い物件でないと1ヶ月以内といった短期間で成約には至りません。
また、1件あった内覧は、売却を依頼している仲介業者から直接のお客様でしょうか。それとも他業者からのご案内でしょうか。
販売を開始して3週間程度であれば、売却をお預かりした仲介業者が、他業者からの案内を受け付けないという「物件の囲い込み」と呼ばれる行為を行うことも多々あります。
多額の広告費を掛けているため、売主様のみではなく買主様からも手数料を頂きたい、と思うのも業者心理としては仕方ない部分もあります。
まずは焦らず、また現在売却を依頼されている仲介業者の担当者からの報告内容が信頼に足るものであるかどうか、今後他業者からの案内がコンスタントに入ってくるかどうか…、この辺りを見定めてから、その後価格の調整をお考えになることがベターではないか、と思います。
株式会社リード
中石 輝
補足
「仲介手数料定額制」リードのホームページ http://www.lead-yokohama.co.jp/
一律525,000円の仲介手数料「不動産売却エージェント」ホームページ http://www.fudousanbaikyaku.jp/
中古マンション購入の新しいカタチ「中古マンション・リノベーション.com」ホームページ http://chukomansion-renovation.com/
ブログ 「不動産仲介手数料定額制」普及への挑戦 http://ameblo.jp/lead-yokohama/
評価・お礼
momo&tsuba さん
2012/11/01 18:08突然、購入したいという方が現れ、契約に至りました。契約も無事に終了いたしました。ありがとうございました。
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この回答の相談
先月にマンション売却を専任媒介で中堅不動産会社に依頼しました。場所は23区 内です。もうすぐ3週間、レインズからの資料請求は80件程度あったとの報告を 頂いていますが、内覧1件… [続きを読む]
momo&tsubaさん (東京都/38歳/男性)
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