対象:心と体の不調
快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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15分経っても入眠できなければ、まず、寝床を離れてください!
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shainingさん
睡眠・心理カウンセラーの力田正明です。
今回のご質問ですが、同じ相談を受けることがとても多いです。shainingさんだけではないので、改善方法を提案させていただきますね。
1.入床して、15分経っても寝れなかったら、寝床から、まず出てください。
寝床に入って、すぐ寝付くのも、それはそれで、問題があるのですが、平均5分~15分
くらいで、入眠するのが、健全な入眠状態です。
自律神経には、交感神経(活動モードのときに働く神経系です。)と副交感神経(休息モードのときに働く神経系です。)があります。
朝、起きて、1日の活動が始まるときは、我々の自律神経は、交換神経のほうが大きく作用します。(これを、「交感神経優位」といいます。
一方、眠る前には、副交感神経優位の状態でないと、仮に寝付いても、またすぐ目が覚めてしまったりします。
この切り替えは、自分自身では、基本的にコンとロールすることが難しいです。たとえば、心臓の拍動も、自律神経によるものですが、「ちょっと、脈をあげようか!」などは、できませんよね。
しかし、ただ1つだけ例外があります。
それが、「呼吸」です。複式呼吸をマスターすれば、自律神経を、副交感神経優位にすることができるので、リラックスできます。ひいては、入眠しやすくなります。
◆ いつごろから、寝つきが悪くなったかにより、アドバイスが変わってきますが、前提として、2週間以内としておきます。
その期間以内であり、加えて、何か生活の中で、ストレスに感じることが起こり、自分の中で解消できていないときは、ストレスが原因で、なかなか副交感神経優位に切り替えができなまま、入床してしまうため、入眠できないという状況になります。
副交感神経優位の状態にする=リラックス の状態にすることなので、たとえば、自分の好きな鎮静作用のあるアロマを嗅いだり、落ち着く音楽を聴くなども、1つの方法です。
寝床から離れたら、「いつか眠たくなったら眠気がくる!」くらいの気持ちで、自分がリラックスできるように過ごしてください。
補足
◆ この状態が、2週間以上続いていて、しかも、毎晩、寝付けない状態であるならば、不眠のタイプとして、「入眠障害」の可能性があるので、心療内科または睡眠専門外来に受診して、入眠の3~4時間に作用する「長短時間作用型」睡眠薬などを処方していただくといいと思います。
ここで、控えなければいけないことは、「寝酒」です。寝酒を飲酒したときは、眠れるかもしれませんが、一晩の睡眠全体の質は、低下します。しかも、寝酒は「依存性」があるので、飲む量が、だんだん多くなる可能性が高いです。そうなると、こんどは、「アルコール依存症」を併発します。タバコと同じように、ほんとうに100%断酒できたと言いきれる人は、わずかの人のようです。私の知人も、6年断酒しても、まだ理性を働かせないと、不安だといっていました。、
◆ まずは、15分経過したら、寝床からでるようにしてください。そのときに、自分がリラックスできることをしながら、「焦らず、眠気が起こるまで待つ。」ということを意識してください。
今回の回答が、shainingさんのご参考になれば、うれしい限りです。
評価・お礼
shaining さん
2012/05/21 21:49
回答をありがとうございます。
無理やり寝ようとするのではなくて
寝床から一度出た方が良いのですね…
リラックスできる方法を見付けてみます。
早速、アロマを枕元に置き今日は寝ようと
思います。ありがとうございました。
快眠コーディネイター 力田 正明
2012/05/21 21:59
今回の回答が、 shainingさんのご参考になったようで、うれしくです。
過分な評価、ありがとうございます。
睡眠の世界は、神秘的な世界です。ぜひ、睡眠の疑問でも結構ですので、気軽に質問投稿してくださいね。
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この回答の相談
布団に入ってもなかなか寝付けない事が
多いです。長い時は1時間以上時間が
経ってる時もあります。
改善方法はありますか?
shainingさん (京都府/45歳/女性)
このQ&Aの回答
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