広報おススメ本「64(ロクヨン)」 - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2017年11月24日更新

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広報おススメ本「64(ロクヨン)」

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 横山秀夫氏から待望の一冊が昨年末に上梓された。


横山氏と言えば元上毛新聞記者で日航機を事故を題材にし、地方新聞社の現状やそこで働く記者の葛藤が描かれ映画化もされた「クライマーズハイ」が有名であるが、今回はメディア側ではなく”広報担当者”が主役に描かれた秀逸作。


タイトルの64(ロクヨン)の由来は、僅か7日間しかなかった昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件を題材にされていることからきている。


今回の舞台はD県の警察署。主人公は警務部広報室に勤務し、部下3名を持つ三上義信広報官。


昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件が未解決事件で時効まであと一年という中、当時の捜査段階での警察の隠ぺい工作が発覚するなどの三上広報官の奮闘記である。


また日頃の記者クラブ対応は、企業広報としては馴染みもなく、また出来ればお付き合いせずにすませたい社会部系記者の特性が良く描かれている。もちろん、企業と警察という立場の違いはあるものの、自身ならどう対応するかといった視点で見てみると面白いのではないだろうか。


そしてもうひとつの特徴は、広報室が位置する警務部と刑事部との対峙。企業広報も残念ながら社内からなかなか理解を得られていないのが現状と言えるが、企業で言う主力の現場と言える営業部門にあたるのが警察署では刑事部と仮定し、どう信用を得て情報を獲得していくかも見応えがある。


本編はミステリー作という売り込みであり十分その線でも楽しめるのであるが、広報担当独自の視点で読んでみることをお勧めしたい。


64(ロクヨン)

横山秀夫著

文藝春秋刊 1,900円+税


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