- 大岡 辰昇
- 代表
- 富山県
- 行政書士
対象:消費者被害
- 遠山 桂
- (行政書士)
- 大岡 辰昇
- (行政書士)
日本の法律に基づくと、無修正は猥褻物に該当するので当然アウトです。
しかし、人間の欲求はとどまるところを知らず、無修正への憧れがあるのもまた事実です。
そこで登場するのが洋モノなわけですが・・・。ネット上には日本語で書かれた無修正なサイトもあります。出てくるのも日本人だったり・・・
「あれって日本語で書かれているけど大丈夫なのか?」と疑問に思う人も多いでしょう。
無修正が堂々と配信されている理由
無修正モノは、日本ではアウトですが、アメリカではセーフです。(州によって多少異なります。ちなみに児童ポルノはどこでもアウトです。)
じゃあ、アメリカのサーバーを使えば無修正のサイトを運営できる!
・・・というわけでもありません。
日本国内からアメリカのサーバーに無修正の画像をアップロードした場合は、犯罪行為が国内で行われたとみなされるのでアウトです。
しかし、アメリカ国内からアメリカのサーバーに無修正をアップした場合は、アメリカの法律に従うことになりますので、無修正モノが合法に営業できてしまうというわけです。
よくある海外の無修正サイトは、海外の人が海外のサーバーを使って現地の人向けに日本語で営業しているということなので、日本の法律の対象とならず、現地の法律のみが適用になっているのです。
つまり、「アメリカの人がアメリカのサーバーを使い、アメリカの人向けにサービスを行っているだけ。アメリカには日本語を使う人もいるから日本語でも営業している」ということです。
それを日本に居ながらにして見ることについては、海外旅行に行って現地でアダルトサイトを見ているようなものだからセーフ、ということのようです。
ネットの中で海外旅行・・・そういえばネットサーフィンという言葉もありました・・・
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