消費者の財布のひもが固いのは、使えるお金が限られているから! - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

森 大志
森大志税理士事務所 
東京都
税理士

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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消費者の財布のひもが固いのは、使えるお金が限られているから!

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最近、馴染みの理容室のお客様が少ない。


誰でも髪の毛は伸びるから、どこかに行っているのは

確かなのだが。


2014年4月からの消費税の増税が決まったが、それ

だけでなく社会保障費の負担は確実に増えている。


ところが収入は増えない。


そうなると決まって出てくる話が、お父さんのお小遣い

が減らされる話。


サラリーマンの昼ごはんはワンコインと言われていた。


500円以内と言われていたのは、過去の話になりつつある。


定価販売が当たり前だったコンビニが、低価格のPBを

置くようになった。


いまや弁当の主力価格帯も400円なのです。


お父さんのお小遣いも限界に近づいている。


そうなると、弁当持参で外食を減らす行動になる。


吉野家が250円の牛丼店を増やすが、危機感があるの

だろう。


ほとんどのコンビニがお酒を置くようになって久しい。


最近では、家飲みが増えているが、それに対応するように

コンビニのお惣菜の種類が年々増えている。


そして、お酒までもPBの低価格品を出して来た。


これからの消費税の増税に備えて、手を打っている。


コンビニは最終消費者を相手にしているから、何も

しなければ増税分だけ価格を上げなければならない。


低価格のPBを増やせば、増税分の値上げをしないで済む

からだ。


コンビニは常に時代の流れを見ている。


だから、東京企業戦略塾は最新の事例を基に勉強している。


よく過去の成功体験を聞くが、今のような時代は1年前に

有効であった手法が通用しなくなることがあるからだ。


現に、日本マクドナルドの原田泳幸社長も読み違えた。


予定通り客数が増えたのに、売上が苦戦している。


江戸時代に一揆が起きたのは、どんな時だったか

分かりますか。


人間の行動は時代が変わっても変わらない。


今の日本も限界に近づいているのは明らか。


それなのに、売上が好調で、さらに客単価を上げようと

しているお店がある。


売上が好調なほど細心の注意が必要なのに。


絶頂の後が危ないのは歴史が証明している。


そんな時代だから、とことん事例にこだわった勉強をしな

ければ意味がないのです。


幸いに、東京企業戦略塾に参加されている美容室の

売上が順調だと聞き、とても嬉しいです。


一生懸命に勉強し、それをお店の経営に生かしている

からです。


今年は、経営支援集団3form(スリーフォルム) を結成

しました。


http://www.youtube.com/watch?v=JzvlvdKAaGw


日本経済の現状に危機感を持っているからです。


来年3月の中小企業金融円滑化法の期限切れ、消費税

の増税など、ここ2、3年が厳しい。


おそらく選挙後に、どの政党が勝っても大型補正予算の

話が出てきます。


景気が悪いと言うデータが出てきたからです。


でも、悪い結果が出てから動くのと悪くならないように

先手先手で動くのでは違います。


私は,今年の夏からこのままでは大変 だと言ってきました。


でも、国は復興需要があるからと動きが鈍いのです。


だから、スリーフォルムを結成したとも言えます。


来年の2月12日に、新宿NSビルでセミナーを開催します。


「シニア市場を開拓せよ」。


私が納税通信で記事 を書き、サロンアプリケーションズ

セミナー でお話したことを、バージョンアップして行います。


来年は行動しなければ、自分を守れないと思います。


皆様の参加をお待ちしています。

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