- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
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相手の立場に立つと、その効果は、結果的には自分に返ってくるんですよね?
と言うことは、結局は、自分の為に、相手の立場に立つんですかね?
う~ん、なんだかもや~っとする物があるなあ、これは、なかなか奥が深そうなので、
いずれしっかり掘り下げることにして、一旦棚上げ。(これが、昨日のお話でした。)
今日からは、再び、相手に対して向き合うことに致します。
さて、相手の立場に立つと言うことは、単に相手のことを考える、と言う単純な思考だけでは、なかなかうまくいきません。
「相手の立場に立とう」と言われて、相手の事を考えるようにしても、そんなにはっきりと相手の考えや、相手の立場を理解出来るわけではありません。
なんだか「相手の考えがよく解る」と思っていても、それは「自分の経験や考えに合わせて」理解しているのです。
それは、間違いではないかも知れませんが、必ずしも「本当の相手の考えや立場、心情」とは限りません。。
そして、この思い込みや固定概念は、後々大きなギャップとなって、目の前に立ちはだかるのです。
思い込みで相手を理解すると、自分の親切心(相手の為を想って)から、積極的に自分の考えを言ったり、アドバイスしたりします。
「そうじゃないのよ」「こうした方が良い」「この方がうまくいくよ」「それは違うんじゃあない」「あなたは間違っている!」
こうして自分の考えを押しつけて、相手の為に良いことをしたと思い込んでいるケースが非常に多いと思いませんか?
自分の考えを言っているのに、まるで相手の考えを代弁しているような勘違いをしている人って、意外と多いのです。
こういう人は、確かに親切なのです。ありがたいですね。。
しかし、ありがた迷惑であることもあるのです。
相手に話していても、それが本音であるとは限りません。
その本音ではない情報で、全部解釈されても困ります。
こう言う一方的な「自分勝手な相手軸」を押しつける人には、ある共通項があります。
実は、相手の立場に立つ前に、踏まえておいて欲しい「大切な大原則」を踏まえていないのです。
その三原則とは、
「答えは相手の中にある」
「相手は自分とは違う」
「相手は成長を望んでいる」
この三つの基本原則です。
相手の立場に立って、相手との信頼関係を結ぼうとする時に、相手のことを信じないで、まず信じてもらおうとしても、それは自分勝手なわがままです。
また、相手のことを信じないで、先入観を持って相手の話を聞いても、本当の意味で、相手の気持ちは理解出来ていないのです。
自分を理解してもらう前に、そして相手の「考え方」や「要望」を聞く前に、まずは、この三原則を「踏まえる」事が大切なのです。
この三原則は、相手の前向きな気持ち、姿勢を認め、しかも、自分とはまた違う人なんですよ!
と言うことを唱っています。
明日は、この一つ目「答えは相手の中にある」について、お話しします。
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