私は、温泉旅館が大好きです。
いままで色々な温泉に行きましたが、私の旅行の目的は、温泉に入り
おいしいものを食べ、日頃の疲れをいやすことです。
ですから、温泉地の造られた名所等を見て回ることは、ほとんどありません。
また、何回も同じ温泉地に行っているので、一度行った名所は二度は行かないのです。
(また行きたいと思うところには何回も行きますが、ほとんどない)
そして、最近は、うれしいことに、チェックアウトが11時の温泉旅館も増えてきました。
チェックアウトが遅い分、料金は少し高いのですがそれでもうれしいのです。
何回か11時チェックアウトの温泉旅館に泊まったのですが、がっかりした
ことが何回もあります。
群馬県のある温泉旅館では、朝7時に布団をあげに来ました。
これは、朝7時に起きろと言われているのと同じです。
10時チェックアウトなら7時起床8時朝食ですから、まだわかります。
しかし、11時チェックアウトでその分料金も高いのに、今までと同じ7時起床なのです。
また、静岡県のある温泉旅館では、温泉の利用は朝9時まででした。
10時チェックアウトなら、まだわかりますが11時チェックアウトでその分
料金も高いのに、今までと同じ朝9時まで利用なのです。
いずれの温泉旅館も、うわべだけの11時チェックアウトなのです。
おそらく、テレビ、雑誌、新聞などの記事を見て真似をしているのでしょう。
自分がお客になって経験して、そのサービスを導入しているとは思えないのです。
私が思うに、ほとんど旅行などもしたことがなく、今の旅行業界の現状など
が分からないと思います。
お客のほうが、様々な所に行っており経験も豊富で詳しい。
お客様のことを考えている宿(経営者が様々な経験をしている)はもう少し
のんびり起床し、朝食後風呂に入ってもいいし、食後、ゆっくりできるよう
に布団はかたずけないでそのままというのも多いのです。
ここでいえることは、自分がお客であればどのように過ごすという観点
から、サービス全体を考えることです。
うわべだけまねをして、料金だけ高いのでは納得がいかないし、二度とはいかないのです。
温泉旅館がだめになった一因がここにあるような気がします。
また、集客のためにサービス券などを発行している場合も、最初にサービ
ス券を提示しなければだめという店も多い。
なぜ、最初に出さなければだめなのか。(意味不明)
サービス券を出した場合と出さない場合で内容が違うのではないかと、
疑心暗鬼になるのではないでしょうか。
そんなサービス券ならば止めた方が良い。
「何のためにそのサービスがあるのか」よく考えましょう。
これからの経営の舵取りが難しい。
私たち中小企業は勉強あるのみ。
皆様の健闘をお祈りいたします。
事務所概要、
代表者プロフィール
税理士森大志のマスコミ掲載、執筆、連載
始まりは偶然の出合いから!
勉強会の様子をユーチューブでご覧下さい!
定例会のご案内!
ユーチューブでセミナーの様子がご覧になれます①!
ユーチューブでセミナーの様子がご覧になれます②!
セミナー受講者の声をいただきました!
このコラムに類似したコラム
低価格たばこが人気急上昇、価格に敏感な消費者を無視できない! 森 大志 - 税理士(2012/10/20 08:49)
金融機関との交渉で良い条件を勝ち取るには、自社の経営内容を… 森 大志 - 税理士(2012/08/01 10:33)
美容室の経営・美容室経営のリスク! 森 大志 - 税理士(2012/11/19 10:26)
個人消費の減速が鮮明になっていると言う! 森 大志 - 税理士(2012/11/13 07:55)
市場が大きくなれば大手が参入してきます・青汁の場合 森 大志 - 税理士(2012/11/11 08:05)