勉強ができる人ほど「できる」で終わってはいけない。 - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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勉強ができる人ほど「できる」で終わってはいけない。

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塾の中には、学年1ケタの生徒もいれば、ドンドン下がり続けて塾に入る生徒もいます。


それは学校でも同じことです。


その集団のなかで「できる」と言われる子たちを

「できる」で終わらせてはいけないと考えています。




「できるようになる」ことで満足するのではなく



1、自分の力だけで、学べる

(つまり、独学ができる)


2、人に教えることができる

(つまり、他人もできるようにする)



この2つを求めていくべきです。



これは経験則ですが、成績が上がっていくと、どうしても「自分中心=自分が正解する」ことに意識がいってしまい、周りを寄せ付けなかったりする生徒がでてきます。


しかし、それではいけません。


勉強【だけ】できればいい世界で生きていくなら、 それでいいかもしれません。しかし、実際、学校の勉強の出来だけで生きていける社会はありません。




勉強ができたうえで、それをどう利用しているか・・・


そこで真の評価が成されます。




なので、

独学人に教える

この2つを求めていかなくてはなりません。


今の「できる」は教える人が良いから・・・ではダメですし、自分だけできればいい・・・のもなくないです。




頭にたくさんの量、良い質の内容が入っていても、それが【使える】生徒でないといけません。



自分だけできればいい

自分がわかっていればいい



ではなく


人に伝えられないといけない


仲間が理解できるようにしないといけない


仲間がうまくいくように支援しないといけない


状況がどれだけあるでしょうか。


お子様に「できることだけ」求めていませんか。

「できるか」だけ評価される所で学んでいませんか。



あの人、勉強はできるのに・・・


あの人、学校では優秀だったのに・・・


そう思える人が周りにいませんか?



21世紀の「できる人」は、自分自身だけでなく

周りをできる人に変えていける人」だと思います。


それこそ社会、企業の求める人材です。




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