1つのレールに乗せることが指導ではない。 - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

広瀬つみき
広瀬つみき
(2歳3歳専門の子育てアドバイザー)
原田 将孝
(塾講師)

閲覧数順 2017年10月18日更新

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1つのレールに乗せることが指導ではない。

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私が行っている独学指導は


「どうしたら、先生も授業に頼らずに勉強が自己管理できるのか」


を教えて、実践していく指導です



つまり、最初は



・先生に教えてもらったことしかできない


・授業がないと全くわからない


・親や塾に管理されているだけ


・自分で考えて勉強した経験がない


状態から始まります



そもそも最初から身についていたら、指導を受けには来ないですからね





最初の状態の特徴は


「知らない」ということです



試行錯誤したけど、うまくいかなかった子というよりは


「そんな発想、技術、考え方なんて知らないよ」

という状態です






だから、どんな成績の生徒も新鮮に吸収してくれます


また、一見、勉強か?と思える単元もあるので、勉強嫌いの子でも学んでくれます





でも、独学指導の最大の特徴は




「1つのレールに乗せる」指導はしない

ということです




1つ例を挙げましょう





ここに、教室で使っているごみ箱があります


緑色の箱のなかに、オレンジの箱が入っています




では、このオレンジの箱は、何に使うのでしょうか・・・

















たぶん



こう考えたのではないでしょうか


オレンジ=他のごみを捨てる箱





この使い方を、最初から

「このオレンジの箱に消しゴムのゴミを入れなさい」

というのが、


従来の

「1つのレールに乗せる」指導です





最近、勉強のやり方を教えます!と謳っている塾が増えましたが、


多くの塾がこの


「1つの方法を教えて、それを徹底させる」指導です




まぁ、言葉のとおり「やり方」は教わりましたが・・・


そうやって教わった生徒は


「応用が利かない」



例えば、他の教科だったり、勉強以外のことでは全く使わないでしょう



なぜなら、「やり方を与えられただけ」だからです




それを自分で選んだわけでも、自分で見つけたわけでもなく、教え込まれただけです









そうではなくて、本当の「勉強のやり方」は


「多くの選択肢から、自分に合うものを選択し実行していくこと」


でしか、自分のものにならないのです







だから、私は最初に


「選択肢を与える」



「何を考えて、どんな選択をするのか観察する」


という指導をします




仮に、その時点で自分で見つけた場合は、「自分で見つけた」わけです


これこそ、自信になりますし、次のことでも自分で見つけていこうとしますよね



一方で、選択をしなかったり、誤った場合は、そこで初めてアドバイスや修正を指導します











さて、先ほどのゴミ箱の件ですが・・・



ある生徒が、こんな使い方をしていました





なるほど!

勉強中のドリンクホルダー!

たしかに大きさもピッタリでした





他の方が見たら「そんなことに使うんじゃない!ダメだ!」と怒るかもしれませんが


塾屋の独学指導で身についた「自分で考えてみる」という習慣が、


この発想を生んだのかもしれません




考え方や発想、技術を伝えた後


それをどう生かすのか


どれを選択するのか


そこを1つに決めないことが、独学指導には大事です

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