- 平野 雅章
- 横浜FP事務所 代表
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
長期固定金利の住宅ローンの代表格であるフラット35の金利を当初5年間0.7%引き下げてくれる「フラット35Sエコ」の申し込みが、昨日、平成24年10月31日(水)をもって終了しました。
これにより、本日、平成24年11月1日(木)の申込分から、フラット35Sの金利引き下げの内容は、
・フラット35S 金利Aプラン 当初10年間 年▲0.3%
・フラット35S 金利Bプラン 当初5年間 年▲0.3%
の2種類になりました。
今回のフラット35Sエコの終了により金利引き下げの幅と期間が縮小したこと、そして民間金融機関の固定金利住宅ローンの独自商品において金利が低下したことで、一部の民間金融機関の有利な商品と比べるとフラット35が有利といえるケースはかなり限られることになりました。
しかしながら、固定金利の住宅ローンをどこで借りたらよいかを、不動産会社やファイナンシャルプランナーにあなたが尋ねると、いまだにフラット35を勧められることがあるかもしれません。その場合は、簡単に信じずに他の金融機関、例えば、信託銀行や振興系の銀行、ネット銀行あたりと、総支払額(元本・利息と、融資手数料・団信特約料・保障料など諸費用の総額)を比較してみることをお勧めします。
それでは、なぜフラット35を勧める人が多いのかは、次回の記事で。
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