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一切は心の影!

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徒然日記

人間というものは、どんなにもがいても現象世界を直接知ることは出来ません。

外界を知るためには、どうしても五感を通さなければいけないわけですね。

ただ、その五感というものも、人によって異なります。



以前にこんな記事を書きました。

【一切の出来事は心の内にあり!】



上記の記事で書いた通り、人は眼球というレンズの他に、心のレンズも通して全ての物事を判別します。

心のレンズの場合は、視覚だけではなく、聴覚・嗅覚・味覚・触覚も同様です。



どんなに綺麗な満月でも、それは心に映った月が美しいわけです。

生まれつき盲目の人に名月というものは存在しません。



また同じ感覚器官を持っていたとしても、誰しもが同じように感受しているわけではありません。

ピアノの調律にしても、絶対音感を持たない私には何が違うのかも判りません。

自分の聴こえる範囲内でしか判らないわけですね。



嗅覚にしても同じです。

鼻の良い人、悪い人もいますし、犬は人間の嗅覚よりも10万倍~1億倍も優れているとも言われています。



いくら化学が発達して、宇宙やミクロの世界がわかってきたと言っても、事実というものは、ほんのわずかしかわかっていないのだと思います。

実のところ、ありのままの世界を見ることは出来ないんですね。

全ての人は、ただ心に投影された世界を見ているだけなんです。



さらに五感から入ってきた感覚に対して感じることも人それぞれです。

「富士山」という言葉を聴いても、綺麗な富士山を思い浮かべる人もいれば、登頂した時の感動を思い浮かべる人、滑落した嫌な思い出が出てくる人もいます。

同じ言葉を聴いていても、感覚とは別に心の翻訳がされているんですね。



昔の人が作った歌に次のようなものがあります。

「手を打てば 下女は答える 魚は寄る 鳥は飛立つ 猿沢の池」



奈良に猿沢の池という観光地があります。

その猿沢の池のほとりで手を打つと、茶屋の女性は注文かと思って返事をして、魚は餌をくれるかと寄ってきて、鳥は驚いて逃げていく…という意味です。



上記の場合は、人と魚と鳥ですが、この結果の違いというものは、人間社会だけでも同じなんですね。

それぞれの受け取り方によって、幸不幸は決まってくるというわけです。



人間の幸不幸は外界にあるのではありません。

全ては自分の心の感じ方によって決定されます。

そして、自分が感じた通りに出来事は決定していくわけです。



良きも悪きも自分の責任。


この現象世界で起きていること一切は心の影なんですね。

これが腑に落ちた時、人の器も大きくなり気持ちが楽になっていくのだと思います。



何か解決出来ないような問題が出てきた時は、自分の受け止め方を変えてみる。

それだけで物事が解決していくことがあるかもしれませんね(^_-)-☆


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