- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
事実というのは存在しない。存在するのは、解釈だけである。 byニーチェ
今日、facebookのウォールに流れてきた、リンクです。
確かにな。
と思います。
色んなところで起こっている問題は、その解釈の違いによる物ばかりです。
人によって、物の見方、解釈の仕方が違います。
その人の解釈の仕方は、その人の考え、その人が受けた影響、その時の状況、事情、知識、立場・・・
同じ人でも解釈が変わることもあります。
以前、テレビCFでこんな事を言ってました。
「この給料の、2割を貯金してごらん」
「この給料の、8割で生活してごらん」
同じ意味なのに、前者では人は動かず、後者では動いた・・・そう言うCFでした。
個人的なトラブルでも同じです。
「この人のせいで大変なことになった」
「この人だからこの程度で済んだ」
経営分析をしていても同じです。
「競合が出てきたせいで、売上が下がってしまった。」
「競合が出てきたおかげで、自社の特徴、強みを再分析することが出来た。売上が下がったのは、自社のお客様へのPRの問題だった」
昨日のブログでも書きましたが、
同じ行動でも、直近の目的を捉えると「自分の為~自分軸」
しかし、遠くの目的~本来の目的を捉えると「相手の為~相手軸」
それによって、行動の効果も違ってくるのです。
アドバイスや行動や発言は、少なからず人に影響を与えます。
自分では、そんなつもりが無くても、誰かが聴いていると言う事は、その人に影響を与えます。
自分は、そんな影響力はない、と謙遜しても、それは、相手の感受性を過小評価しているだけのことです。
たしかに、その結果については、影響を受けた人の自己責任かも知れません。
しかし、どうせ影響させてしまうのならば、ポジティブな解釈、ポジティブな行動に繋がるような、「表現」を使いたいと思います。
え~~それでは、今日は、※◎◆@%$#!?**¥”・・・・・なのです。
う~ん、何を言ってるか解らないようにしても、それすらも解釈してしまうのかも知れませんねえ~
いずれにせよ、発言と行動には責任を持つように致しましょう。
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