支配の無い関係~モラルハラスメント - 夫婦問題全般 - 専門家プロファイル

佐藤 千恵
行政書士東京よつ葉法務オフィス 
東京都
離婚アドバイザー

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中西 由里
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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支配の無い関係~モラルハラスメント

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モラルハラスメント ブログから
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モラルハラスメント被害 
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士 
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

*   *   *   *   *   *






夫からモラハラ被害を受けてきた妻の方が、


別居や離婚を経て、モラハラ被害から一定の距離を

置けるようになった後。





本格的に被害からの回復に向けて

動き出す時期がやって来るかと思います。






私の事務所には、


モラハラ被害に気付いたばかりでまだ戸惑っている

時期の方、



モラハラ被害に気付き、被害からの脱出を決意した

時期の方、



そして、

離婚や別居後にご自身の回復を目指して

カウンセリングにいらっしゃっている方、




本当に様々な局面、タイミングにいらっしゃる方が

事務所を訪れて下さいます。





私は、可能な方には是非事務所で開催している


「モラルハラスメント 語りと癒しワーク」


への参加をお勧めしています。




ワーク内で行なわれる他者からの共感や

感情、被害の共有、



さらに「語り」を通しての自己の心や被害に対する

思いの整理。



これらの事が、モラハラ被害からの回復に

大変役立つであろう事は、


毎回のワーク告知で触れている所です。





実はもう一つ、


このワークへの参加体験を通して皆さんに

経験して頂けたらな、と

思っていることがあります。





それは、



「支配の無い関係」に自身の身を置いて頂くこと。





ワーク内では、本当に様々なジャンルの話題が

発生します。



女性としての人生のテーマ、


結婚や出産に対する価値観、


モラハラ夫との今後のかかわり方、


脱出まで、離婚までの具体的方法、


子どもへの説明の仕方、



これからの自己の回復。。。




どれも全て大切なテーマで、気付きで、経験で、


そして


中には

「自分と他者では価値観が違って当然だろうな」

というテーマもあります。





ですが、このワーク内では絶対に


「価値観の押し付け」「意見の押し付け」


は起こらないのです。




これまで7回ものワークを開催し、

参加された方も数十名にのぼりますが。。



一度も「価値観の押し付け」が起こった事は

ありません。





例えば


「モラハラ夫と子どもの面接交渉後、

子どもに対してどの様なフォローをしている?」


「実際にモラハラ夫と別居する時は、

どの様に事を進めたの?」



など、経験者に質問される方や

それぞれの参加者が意見を出し合う場面などが

かなりあります。




こんな時、

経験者や意見を求められた方は、


「私はこうしましたよ。」


「私はこう思いますよ。」


等とお話して下さいますが、絶対に


「こうすべき」


「こうしなくてはダメ」


等と言う事は無いのです。





もちろん時には、


「私の時はこうだったけれど、こうした方が

良かったかも。」


なんてお勧めする場面もあります。






モラハラ夫と共存するか離れるかについては

当然ながら、


「絶対に離れた方が良い!」

と多くの方がお話されますが、そんな場面でも


「それでも最後に決めるのはあなた」

「あなたの決定を尊重します」

「あなたのタイミングで動けば良いと思います」


と、

意見の押し付けや相手の言動を支配したり

否定する様なやり取りは、


過去に一度もありません。




意見が違う場合があったとしても、

相手の意見は否定することなく


「あなたはそう思うのですね。ただ私の考えはこうです。」


と言った感じ。


後は、それらの意見を受取った側がいかなる答えを

出すかです。







これはきっと、全ての参加者のみなさんが


お互いの力を信じ、

お互いを尊重し、

お互いを対等な仲間として迎えているからだと思います。







支配されない、対等な関係。


自分の意見を言っても、否定されない。


「自分」を尊重してもらう。



この様な「支配の無い関係」を、

是非モラハラ被害者の方には経験して頂きたいのです。





相手から自分を大切にされ、


そうして自分も相手の事を大切にする。



この経験が、被害の後、今後の人間関係構築に

若干臆病になってしまっている方に、


少しは勇気を与えてくれるかも知れません。








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