- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
サラリーマンをやっている時は、社長って頭がいいと思っていた。
年齢と役職が上がって、経営に近くなるたびに疑問符がつきはじめた。
今思うことは、多くの社長は案外と知識がないが、社員が思っているよりもはるかに優秀だということだ。
実際、事業を継承して社長になった人やたまたま当たった人も案外と多い。自分の業界のことはわかるが、他業界のことはわからないという人も経営者としてのレベルには達していないとも言える。
それでも、社長は社員と家族の生活を守る責任感を持っているから、気が休まる時は少ない。自分の会社のことを考えているので、本業以外のことを勉強する時間がない。
ところが、社長が会社のことを考えるだけ反作用が起こる。
「社長は案外とモノを知らない。」と社員が思い始めるのだ。
というのは、業績が横ばいか下降し始めると、社員は会社での報酬が上がらないので、外部の情報を勉強し始める。
世の中はうまくできていて、不況になるほど必殺技的なノウハウがあふれかえる。
それを学んだ社員は、「社長の考えは古い」なんて思い始める。
社長が会社のことを考えるほど、社員は生活の糧を得ている会社から心を離し、外部のノウハウに、上がらない給料を投資する。
これって変だと思う。会社は誰が成長させるのか?
うまく行っている時は露出しない問題が、業績の悪化と共に噴出する。
まぁ、僕も、社員向けに必殺技的なノウハウを世に出してしまった責任もあるので、偉そうなことは言えないが、社長が社員のことを勉強する時期に来ているのではないかとも思う。結局のところ、会社は人の集合体であるから、社長は社員を知る必要がある。
(社員も社長を知る必要がある)
そんなことを思いつつ、こんなことを考えていてる。
(3分ほどのムービーにしてみました)
決して、ふざけてはおりません。たぶん、社員と社長の立場が両方わかるのは、僕だけのような気がする。(一昨日試しに5枚ほど書いてサイトを作ったら、注文が入ってしまったので、現在執筆中(恥))。
From 府中 カフェ
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