実は図面どおりの納まりで不備がないか、工事は正しく行われているかを確認して、これを建て主の方に報告するのが監理業務です。
でも実際は設計者と監理者は同じことが多いですし(そうでなければ、よいものもできません)、建て主の方に報告と言っても、一般の方には理解しにくいことですし、そんなことを報告されたからって、どうするの?って感じですよね。
なので、事前事後はそのときの状況によりますが、設計者自身が建て主の方に代わって、現場の状況を見ながら、的確に判断、指摘し、まずいときは修正していきます。
そして、工事の進捗に応じて、ときには原寸図などをおこしながら、ディテールにまで神経をかよわせていきます。
このコラムの執筆専門家
- 鈴木 宏幸
- (建築家)
- アトリエ137
シンプルでナチュラル。気持ちのいい空間を創ります
家は明るく、楽しく、気持ちよくが一番です。より豊かで快適な生活を楽しむための家づくり。住まい手の生活スタイルや敷地の周辺環境を生かした空間づくりを心がけています。「やさしい空間の中に、凛とした空気を感じる」と感想をいただきます。
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