□ 敷地条件
地盤。敷地形状(傾斜地など)。法規制。道路付け(工事車両の通行や駐車など)。
地盤が悪いと、杭を打ったり、地盤改良したり。
傾斜地のほうが、工事はやりにいくし、基礎だって大きくなります。道路が広ければ、大きなトラックで一度に運べるし、駐車スペースがあれば、駐車料だっていらないし。寒冷地も凍結深度により基礎が深くなるので、割高に・・・・
□ 構造・規模
鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造。地下あり。地上何階建て。面積。
規模が大きくなれば、費用がかかるのは当然として、内容にもよりますが、坪当りでは、木造<鉄骨造<鉄筋コンクリート造の順でしょうか。
□ 建物のかたち
凹凸の有無。吹抜け。窓。
窓が少なくて、凹凸がない方が安いですよねぇ。もちろん吹抜けだって、延床面積には入らないけど、ボリュームとしてはあるわけですから。
□ 室内環境
断熱性能。冷暖房設備。日照。通風。
どれだけの設備にするかによって、大きく変わってきますね。
□ 安全性
防犯対策。建材の科学物質対策。
防犯性もさることながら、建材の安全性にも気を使いたいものです。
□ 仕上材
自然素材 or Not。既製品 or Not。
屋根。外壁。建具(木製、アルミ、スチール)。
□ 利便性
収納。設備機器。
□ 工事業者
工事業者の技術力や規模。アフターケア。
このコラムの執筆専門家
- 鈴木 宏幸
- (建築家)
- アトリエ137
シンプルでナチュラル。気持ちのいい空間を創ります
家は明るく、楽しく、気持ちよくが一番です。より豊かで快適な生活を楽しむための家づくり。住まい手の生活スタイルや敷地の周辺環境を生かした空間づくりを心がけています。「やさしい空間の中に、凛とした空気を感じる」と感想をいただきます。
「設計者の仕事って、なに?」のコラム
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記憶としての家のつくり方vol.4(2006/03/13 00:03)
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