事業は「ワイルドだろ〜」ではダメ

こんにちは。高木仁です。

「ワイルドだろ〜」のギャグで、

芸歴18年目にしてブレイクしたスギちゃん。

ギャラも一気に５倍だとか。

私の先輩コンサルタントで、スギちゃんに似ている方がいます。

大学でビジネスについて教鞭をとることがあるそうですが、

その授業中のこと。女子大生が

「センセー、スギちゃんに似てなくない？」

「ワイルドだろ〜って言ってぇ」

「今度、半ズボンで授業して〜」

講義にならないそうです。（笑）

一躍有名になったスギちゃんですが、この人気はいつまで続くんでしょうか？

一発ギャグでブレイクした芸人は、「一発屋」で終わることが多いですよね。

これまでも消えていった芸人は多々おりますし。

本人は「夏まで持たないぜぇ」「着ボイスで一気に稼いで田舎暮らしするぜぇ」

と自虐ネタにしているようですが。

果たして。。。

ゴーイングコンサーン

事業は一発屋であってはいけませんね。

（もちろん、芸人も一発屋で良い訳ありませんが）

企業は、

「ゴーイングコンサーン（継続企業）｣

として成立します。

継続的な経営活動を行い最適な利潤を得て、

未来永劫、事業を継続することを前提としています。

また、その継続的な経営活動のためにも、

マネジメントサイクルを回していく必要があります。

これが、PDCAサイクル(*)です。

　Plan（計画立案）

　Do（実施・実行）

　Check（点検・評価）

　Action（処置・改善）

このサイクルを何度も何度も回し、継続的活動を行なっていきます。

帝国データバンクのデータによると、日本には100年を超える老舗企業が約2万社あります。

老舗企業の老舗たる由縁は、守るべきものは守り、変えるべきものは変え、

時代変化に対応し、常に経営革新を行なってきたことにあります。

時代の流れを感じ取り、常にビジネスモデルを見直し変革していくことは、

ゴーイングコンサーン（継続企業）の絶対条件なのです。

「あの人（会社）は今!?」とならないためにも。。。

(*)PDCAサイクル

この概念を体系化したのがデミング博士。その名前からデミングサイクルとも呼ばれる。

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経営に革新を!!　現場に活力を!!　一緒にIT業界を元気にしましょう!!

中小企業診断士　　高木　仁（たかぎ　ひとし）