PMSについて漢方で考えると - 漢方薬 - 専門家プロファイル

松島 達也
漢方薬誠心堂 営業部 課長 南行徳本店 店長
千葉県
薬剤師

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対象:薬・漢方薬

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PMSについて漢方で考えると

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PMS(月経前症候群)について、漢方理論をあてはめると「気滞」という状態が考えられます。

漢方理論では「気」という概念があります。気には「温める作用」「体を守る作用」「エネルギーを生み出す作用」「血を巡らす作用」

「体液を洩れでなくする作用」があります。人間の体には絶えず「気」が巡っており、それによって体の機能が維持されています。

この気の流れが悪くなっている状態を「気滞」と言います。漢方理論の中でこの気の流れをコントロールしている内臓があります。

それは「肝」という内臓です。肝の生理機能には「血をストックする」「気の流れをコントロールする」「目に繋がっている」などがあります。

ストレスや疲労によりこの肝の働きが乱れると、特に女性ではホルモンバランスの乱れ、貧血などの体調変化が出やすくなります。

生理前に色々と症状が出るのはそのためです。日頃からストレスをためない事、睡眠をしっかり取り疲れを残さない事が大切です。

次回はどのような漢方薬が効果的か紹介させて頂きます。

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