プレゼンテーション 33 ~威圧的に受け取られる態度~ - プレゼンテーションスキル - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月17日更新

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プレゼンテーション 33 ~威圧的に受け取られる態度~

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プレゼンテーション

あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?

 

今回は、「プレゼンテーション・15個のチェック」の

13個目「13. ボディランゲージは適切ですか?」から、

 「威圧的に受け取られる態度」をご紹介します。

 

前回は、不安な気持ちを表す態度を取り上げました。

今回はその逆の威圧的な態度です。

日本人が相手であれば、国民性としてどうしても謙虚さも必要になってきます。

どのようなボディランゲージやジェスチャーが威圧的と受け取られてしまうのか、をご紹介します。

 

人が思う威圧的な態度にはさまざまなものがあります。受け取り方は10人いれば10通り。

(見下されて感じる、大げさだ、自己中心的、評価・査定されているようで怖い、権威的で距離を感じる、優越感に浸りすぎ、自信過剰など)

 

◆  威圧的に受け取られる態度 ◆

 

1. お腹を突き出して、反り返っている。

2. 顎を挙げて見下ろす

3. ポケットに手を突っ込んでいる

4. 腰に手を当てて肘を張っている

5. 手を後ろに組んでいる

6. 肩幅以上に足を開く

7. 人差し指を立てて人を指す

8. メガネを下げ、上目使いでのぞき見る

 

(解説)

1~4は、相手を見下している印象を与えます。

 

5は、権威ある立場の人がよく行うボディランゲージです。これを行うと、自分が偉い人になった気分になるから不思議です。相手によっては、権威的で距離を感じたり、優越感に浸りすぎ、自信過剰な印象を与えます。

 

6は、強さを強調するボディランゲージです。プレゼンテーションの場面では控えた方が良いでしょう。

 

7は、指で指されると、指摘や攻撃されている印象を与えます。

 

8は、老眼の方に多く、無意識に行う動作です。しかし、相手を詮索している、評価している、見定めているメッセージとして受け取られることがあります。

 

日本人はボディランゲージや身振り手振りのジェスチャーが苦手な方が多いです。

元々、相手の心を察したり、相手に気を使う素晴らしい文化が日本にはあります。

だから、自分でアピールしなくても、相手が察してくれるというコミュニケーションが当たり前でした。しかし、徐々に変わってきています。

全体が欧米化してきたのか、相手の心を察する能力が劣ってきたのかはわかりまんが、

意図しないメッセージを相手が間違って受け取らないように、ボディランゲーやジェスチャーにも意識をもってくださいね。

でも、欲張らずに、一歩一歩進んで行きましょう。

 

 

・あなたが嫌いなボディランゲージやジェスチャーは何ですか?

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 人の印象の専門家)
リリア株式会社 代表取締役

人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント

イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。

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