起業のやってはいけない。「友達だからといって一緒に、、、」 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

萩原 貞幸
株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
大阪府
経営コンサルタント/起業家

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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起業のやってはいけない。「友達だからといって一緒に、、、」

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友達だからといって一緒に起業してはいけない。


アメリカの起業の成功事例で、友達と起業してうまくいった

ような話がありますが、

友達と起業してうまくいくケースは珍しいです。

当然に日本においても。



それは、確かに友達なので「遊び」の価値観は

似ているところはあると思いますが、

仕事の価値観、人生において目指しているものまでが

同じとは限らないというより、

違うことがほとんどです。


ましてや、一緒に起業するとなると、

お金を共有しなければならず、そのお金に対する

考え方は違って当然なのです。



よくあるケースが、ある会社での営業成績NO.1とNO.2が、

自分たちが組んで会社を興せば最強だろうといいながら

仲良く起業するパターン。


会社を設立したその月から、どちらが売上が多い少ない、

会社に貢献しているしていない、

経費はどちらが多く使ったなどと、

必ずもめます。



一人ではなく、誰かと一緒に起業をして、

うまくいくパターンとしては次の通りです。


1.友達ではなくビジネスパートナー

ビジネスとある意味割り切った関係作り。

ビジネスパートナーは、合わなければ交代可能ですが、

友達を交代するということはできませんから。

だから友達起業は喧嘩になるのです。


これは漫才コンビと一緒なのです。

確かに仲の良い、友人とか幼馴染のコンビは存在します。

しかし、ほとんどのコンビはプライベートで会うこともありません。

はじめ私はその話が受け入れられませんでしたが、

漫才をビジネス、コンビをビジネスパートナーととらえると、

その関係にも納得できたのです。




2.責任を明確化する上下関係

誰かと一緒に起業するとき、自分が主で自分がすべてに責任を負うとした場合は、

比較的うまくいきます。

自分が、誰かを雇い入れるパターンです。

責任の所在がはっきりしているため、

雇われる側に大きな問題がなければ

うまくいくことが多いです。



3.友達同志でも役割がはっきりしている場合

友達ではじめる場合、さきほどの例のように同じ職種、

よくあるのが二人ともが営業する場合はもめます。

しかし、はじめから営業と開発、営業と経理のように、

はっきりと役割分担ができている場合は、

もめることが少ないのです。

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