巧妙な暴力～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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モラルハラスメントの加害者は、

一見すると見境の無い主張や矛盾、

非合理的な根拠を元に被害者を攻撃

している様に見えます。

もちろん本当に見境の無いタイプの

モラハラ加害者もいます。

（私が「暴君型」と呼んでいる加害者です）

ですが、モラハラ加害者の多くが、

本当に見境の無い攻撃をすると言う事は

ありません。

モラハラ加害者なりに、きちんと学習され、

そして計算された攻撃を行なうのです。

見境の無い攻撃をすると言う事は、

＝自分が自滅する可能性がある事を意味

しますが、

多くのモラハラ加害者は、自分がとても大切で

自滅など望んでいないからです。

まず、攻撃のターゲットですが。。

モラハラ加害者は、

真に自分が敵わない相手には攻撃をしません。

真の実力者や社会的地位の高い人物、

権力者などには、逆に諂う様に、

下手に下手にと接します。

反対に自分より格下とみなした相手に対しては、

大変横暴な態度で接します。

相手に対して、

自分のライバルとなりうる人物か、

自分を追い込む相手なのか、

簡単に支配できる相手なのか、

こういった点をしっかり見極めているのだと

考えられます。

また、攻撃に用いる手段もきちんと計算されて

いる場合が多いです。

一見、見境無く攻撃しているように見受けられて

実は、被害者が最も傷つく方法や、時には

手加減をしている事がわかります。

夫からモラハラ被害を受けている妻の場合、

モラハラ攻撃の爆発期の後には

一定期間、妻に対し謝罪や優しい言葉掛けをして

妻が離れていかないよう「ケア」をしますし、

妻を攻撃する時には、

子どもやペット、友人など、

妻が最も大切にしたかったり、攻撃された時に

大きなダメージを受ける部分を的確に狙って

攻撃してきます。

また、攻撃の場面も、

陰湿な攻撃をする場合は家庭内という密室で

行なわれますし、

妻に恥をかかせる様な攻撃をする場合は、

妻の友人や親族の前など、

「何もこの人の前で言わなくてもいいじゃない」

「何も今言わなくてもいいじゃない」

という場面で妻の不手際を取り上げる等します。

その攻撃の方法によって、適切な攻撃場面を

選択しているのです。

妻を攻撃する事によって、自分が非難される事が

無い様にも、計算されているのです。

モラハラと言う暴力は、本当に陰湿で凄惨な

ものです。

「まさかそこまで悪質ではないはず」

「夫もそこまでの悪気は無いと思います」

と、相談の当初には仰るご相談者さまも中には

いらっしゃるのですが、

一緒にこれまでの被害や夫から受けた侮辱の

場面などを整理していくと、

最後には

「本当に、こんなにまでして夫は私を

攻撃したいのですね。」

と仰られる方もいらっしゃいました。

信じたくないお気持ち、とても良くわかるのですが、

今後、モラハラ被害からの脱出を目指すのであれば

目を背ける事は出来ない現実です。

とても残念な事ですが。。

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