これから数回に渡って、「住まいと家族の形」についてお話しようと思います。
というのも、今の時代は情報が氾濫していて、もともとの日本の住まいと家族の形の成り立ちが忘れられがちだからです。
そして、実はその元の成り立ちを知る事で、新しい住まいの形を見出す事が出来ると私は考えています。住まいづくりの上では、重要なポイントになるでしょう。
では今回はまず、戦前の住まいと家族の形についてをお話します。
戦前までの家族の形は、両親、若夫婦、子供、親戚からなる大家族がベースでした。
なぜなら「家族で支えあいながら生きていく」ことが主で、そうしないと生きていけない時代でもあったからです。
''両親が子供の世話をし、若夫婦が一番の働き手になり生活を支える、場合によって
は近所の人も助け合う''・・・そんな形が基本でした。
ある意味、今の2世帯住宅の原型のようなものでもあります。
これが、日本で一番多かった形でもあります。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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