(コラムその1は http://profile.ne.jp/ask/column_detail.php/22210)
このように、支えなしの「個人主義」が核家族化を促し、家族の不安を大きくしたという事実は、あまり認識されていません。
では、これからどのようにすれば、不安などを取り除き、心の平安や幸せを実感できるライフスタイルを実現する事が出来るのでしょうか?
やはり、それには「心の支えになる絆づくり」が重要になってくるでしょう。
具体的には戦前のように、大家族の絆で育まれてきたように、両親などと絆を育んでいくのも1つでしょう。
または、地域に根ざした考え方で言えば、その地域でどれだけお互いを支えあうか?が重要になってくるでしょう。最近では、同じ価値観や考え方で集まったコミュニティなどが出来上がりつつあり、そういった人たちの間で助け合う流れも出来ています。
例えば「幸せになる住環境を目指したい」と思って集まってくるコミュニティや、「世の中の情報に踊らされないためにしっかりとした情報を手に入れよう」と集まってくるコミュニティなど様々です。
家づくりを考える時は、このように「心の支え」になる関係性やコミュニティをどうつくるかも非常に重要になってきます。
ちなみに、私が携わっている住宅などでは、建主さんの間でコミュニティをつくりご縁が広がるような環境づくりをサポートしていたりします。
良かったら、あなたも意図してみてください「心の支え」になるコミュニティを。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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