オリンパス旧経営陣逮捕:コンプライアンス部が学ぶべき事 - コンプライアンス研修 - 専門家プロファイル

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中沢 努
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閲覧数順 2017年10月20日更新

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オリンパス旧経営陣逮捕:コンプライアンス部が学ぶべき事

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オリンパス旧経営陣が逮捕(金融商品取引法違反容疑)されました。(2012年2月16日報道)

コンプライアンス部/コンプライアンス担当者はこのニュースから何を学ばねばならないか?
それは今のコンプライアンス部自身」と「現在の自分自身」を深く問うことです。

********************************************
誓約書を提出させることで事件の再発は防止できるか?
答えは・・「出来ない」です。

誓約書を出させるというのは「書面で人間を縛ろうとする」行為であり、「はじめに仕組みありき」という思想と「とりあえず規則化だ」という思いで具現化された方法です。

でも書面で人間は縛れません。
強欲の前に誓約書は無力化されるからです。

どうしても規則や仕組みで防止したいのであれば、相応の担保が必要です。

それは、恐怖を想起させる「粛清の制度」です。
 ◆ 違反を起こしたら直ちにクビ
 ◆ 違反を起こしたら退職金ゼロ
 ◆ 違反を起こしたら天下り先からも拒絶
こういう制度を作り、運用し、該当者に適用した事実があってはじめて職員は恐怖を感じるのです。

それがなければ誓約書など書かせても意味がない。
仕組みや規則で人間を縛るということはそういうことなのです。

(出典)「インサイダー取引事件で逮捕→経産省の対応と経産省がすべきこと 」
http://profile.ne.jp/w/c-65294/
********************************************

コンプライアンス部にお聞きします。
◆ 貴社は強欲に目がくらんだ経営陣を思い止まらせるに足る「粛清のコンプライアンスの仕組み」を作っていますか?

コンプライアンス担当者にお聞きします。
◆ あなたは強欲に目がくらんだ経営陣を止めることが出来ますか?

コンプライアンス違反を無くしたかったら、
★ 経営陣を「いざという時に躓かない人間」として教育しなければなりません。
★ 経営陣に「そういう圧力」を「迫力を持って感じさせなければ
なりません。

そんなことは私よりも現場を知っている皆さんの方がよくご存知なのでしょう。

では知っている/どこかで気づいているにも関わらず(上記難題に)手をつけることに逡巡している自分を強く自覚しているか?
・・・逡巡している組織が「強欲に目がくらんだ権力者」と戦えるはずなどない。

私はそう思うのです。

このニュースから学ぶべきこと・・・。
それは「現在の自分たち」と「現在の自分自身」を深く問うことです。

 (中沢努 http://www.pensee.co.jp/peculiarity/index.html 「続・思考のための習作」の内容をコラム用に書き換え)

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