熱中症予防

熱中症予防＝塩分補給は間違い！

　毎年毎年猛烈な暑さがやってくるようになりましたが、

今や熱中症対策には水分補給＆塩分補給というのも常識ですよね。

　塩飴や塩タブレットが色々なお店で売っています。

　しかし、この塩分補給、どうやら間違いのようです。

　7月13日にNHKのためしてガッテンという番組でもやっていましたが、

塩分補給が必要なのは、屋外で運動をしたり、

仕事をしたりして玉のような汗がポロポロと出るときだけ！

　日本人は、ただでさえしょうゆや味噌を良く使う、塩分摂取過多の生活を送っている人が多いので、日常生活で汗をかく程度なら、塩分摂取は必要ないそうです。

　せっかく高血圧の薬を飲んでいても、塩飴で塩分を摂りすぎたら、血圧が上がってしまいますね。

　去年までは、暑くなってくると“塩分も一緒にとらないとダメだよ！”と言っていた私ですが、

今年は身体を冷やす冷感タオルをたくさん買って、

父や母、祖父母に配り、“これを巻いて、あとは水分摂取をこまめにすること！”と言っています。

　おまけに今年は節電も必要なので、なかなかクーラーをつけるのもためらわれますよね。

そんな時は、是非わきの下を冷やしてください。

　人間の身体は、首とわきの下と、足の付け根は大きな血管が身体の表面近くを通っているので、この三点を冷やすと効率的に体温を下げる事ができます。

この三点、どれも試してみたのですが、一番寝易いのがわきの下でした。

　ちなみに、お子さんが高熱を出したときにも、冷えピタをおでこに貼るより、この三点を冷やす方が効果的ですよ！（冷やし過ぎには注意してくださいね。）

そあら鍼灸院