- 若林 正昭
- 若林司法書士事務所 所長 認定司法書士
- 司法書士
対象:借金・債務整理
ダイエットのときに甘いものを控えるのは常識ですが、甘党には辛いものです。
そういう私も甘党ですが、この間20キロのダイエットに成功しました。
成功要因は実は、「忘却の力」でした。理屈はこうです。人間の快不快の記憶は実はそんなに強いものではなく、ある一定期間同じ経験をしなければ忘れてしまう。とくに右脳の記憶、つまり感覚の記憶が曖昧になる、そうです。左脳で、つまり理屈では甘いものを食べると美味しかったと分かって居るけど、肝心の右脳で、どの様に美味しかったかを忘れてしまうとの事でした。
忘れるまでの期間は10日ほどだそうです。
10日間甘いものを我慢すればそもそも甘いものが何故美味しかったのかを忘れてしまうという理屈、私も本当かといぶかりましたが、実践してみると本当でした。おかげできっぱり甘いものと決別でき、いまは口にしません。
この理屈は、ビールを飲みたいとき、競馬をしたいとき、など食欲、性欲など人間の根源的な欲求で無い限り当てはまります。
自己破産を検討する人の無駄使いも実は同じ、一定期間我慢すれば無駄使いの楽しさを忘れてしまい、懐が寂しくなりません。ネットショッピングをしたいと思ったとき、どうか10日間だけ我慢して下さい。そうすれば、何故ネットショッピングが楽しかったか忘れてしまいます。
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