- 杉浦 詔子
- みはまライフプランニング ファイナンシャルプランナー、カウンセラー
- 千葉県
- ファイナンシャルプランナー、カウンセラー
対象:ビジネススキル
あがらないコツ~その1~では、人前で話す前には「名前と挨拶を練習しよう」ということでした。その2では、話のスピードについてコツをお伝えします。
自分が受講者の時は、講師の方が何を話すのだろうと気になるので、無意識のうちに講師の姿を見つめます。それが、逆の立場になると、当たり前のことなのですが、受講者に一斉に見つめられます。
見られている緊張感で、鼓動が早くなり、話すスピードが速くなる方は比較的多いようです。聞き取りやすいスピードは、アナウンサーがニュースを読む一分間に300~400文字と言われています。しかしながら、緊張するとその2倍の600字近くのスピードで話しているようです。一分間に600文字を話すと、聞いている方は疲れてしまい、講師が勝手に話していた印象しか残りません。
ニュースのアナウンサーのように、聞き取りやすい一定のスピードで話すことを練習し、それが実践できるのが最も良いのですが、緊張の中でスピードコントロールすることは非常に難しいことです。
もし、あなたが、緊張で話すスピードが速くなってしまうタイプでしたら、一行話したあとの呼吸をするときに、2~3秒の間をとることです。例えば、「〇〇ということです。 ( ~ 間 ~ ) それでは、次に〇〇について・・・」という間で十分です。受講生は、ぐっと話が聞きやすくなります。そして、自分自身もこの間があることで、次の話を一度頭で整理することができます。
慌てて話さなくても大丈夫、ということがわかれば、一度緊張しても、緊張の糸は徐々にほぐれていきます。
さあ!大きく深呼吸して、間をとって話をしましょう!
このコラムの執筆専門家
- 杉浦 詔子
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー、カウンセラー)
- みはまライフプランニング ファイナンシャルプランナー、カウンセラー
働く人たちの夢をかたちにするファイナンシャルカウンセラー
「働く人たちの夢をかたちにする」会社員とそのご家族等へのキャリアプラン(生活)とライフプラン(家計)の相談と講義、執筆を行っています。女性のキャリアと家族や恋愛等コミュニケーションに関する相談、FP等資格取得支援にも力を入れています。
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