誰と家を作りますか？

建売住宅

　　・すでに出来上がっているので、手間と時間がかからない。

　　・同じエリアで同時に数多く作るので質より量となり、手間賃を減らせるので価格は比較的安い。

　　・だれも施工中の状況が分からないので、手抜きが心配。

　　・現在すでに実際の建物が建っているので、実感しやすい。

　　・土地も一緒に付いてくるので、探さなくてもよい。

　　・売れ残りの、新古築であればかなり安くなっている。

　ハウスメーカーの住宅

　　・資本力があり、タレントを起用したＣＭ・メディアによって企業イメージが良い。

　　・モデルハウスがあるので、先にイメージできる。

　　　（ただし、敷地に制限がなく最高グレードで建っていることに注意）

　　・パターン・仕様が決まっていてオプション変更ができても割高となり自由度が低い。

　　・工事費に見えないかたちで含ませるので、最初のプランや敷地調査は無料。

　　・見せかけの安い坪単価に注意（見積金額以外の別途工事を含ませると・・・ビックリ）

　　・施工で会社の利益を取るので、施主側に立ったコスト管理・品質管理をする機関がない。

　　・数年ごとのメンテナンス有料工事を行わないと、その後の建物保証が受けれない。

　　・独自のローンを扱っていたりして、建て主の手間が減らせれる。

　工務店による設計施工の注文住宅

　　・センスは別として、プランにある程度自由度がある。

　　・工事費に見えないかたちで含ませるので、設計料は安いか又は無料。

　　・施工で会社の利益を取るので、施主側に立ったコスト管理・品質管理をする機関がない。

　　・他の物件で余った素材や、倉庫に眠っている素材を提案できる。

　設計事務所との家づくり

　　・十人十色な敷地・ライフスタイル・価値観などによるオリジナルな建物ができる。

　　・良い家を作ろうと打合せが必然的に多くなるので、一緒に家づくりをしていくので家への愛着が沸く。

　　　（打合せは煩わしいと思われる方には面倒かもしれません）

　　・狭い敷地⇔とんでもなく広い敷地、ローコスト⇔数億の住宅　極端でも対応可能。

　　・基本的に工事監理まで引き受けるので、施工会社とは別に施主側の立場で管理ができる。

　　・ただ安いだけではない、過去の実績や他物件での施工能力を見極め、施工会社の選定ができる。

　　・設計監理料は有料。施工は別の施工会社となるので見えない形で工事費に設計費は含まれない。

以上が大きく分けての家づくりの４つの形態です。

それぞれのお客様の事情がありますから、どこが１番とは言い切れない部分もあるでしょう。

ただ、規格住宅では味わえないオリジナリティあふれる住宅を一緒に作る良きパートナーでありたいと思います。

小さいころから設計事務所がつくった家で育ったという方や、今まで数件家や別荘を（うらやましいです・・・）

いろいろなメーカーや工務店や設計事務所で建てたという方は、次に家を建てるときはほぼ設計事務所に依頼

されてきます。

「住み続けて分かる良さがある」と良く言っていただけます。その魅力をもっと色々な方に味わってほしいと

願っています。

田中伸裕建築事務所