ピンクの力
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インターカラーが推奨している2011-12年秋冬の流行色の中で、幅広い色域が設定されているのがピンクです。
発表された色を見ると、グリーン系とピンク系の色の多さが目につきます。
割といつも「で、結局どの色がイチオシなんだろ??」と思うくらい、様々な色があるのですが(笑)今回は違っているように思います。
今回はピンクについて。
ピンクは今もっとも元気のある色、人気のある色だと言えると思います。
ファッションだけでなく、プロダクトでもよく使われている色です。なぜなのでしょう?
まず言えるのは、ピンクというのは非常に幅のある色だということ。
色の幅があるということは、アレンジしやすく、様々な色との配色が可能だということです。
例えば暖色系と配色する場合、赤を薄めて作ったピンクであれば、相性がよくなる可能性が高いし、寒色系と配色する場合には紫を薄めて作ったピンクにすれば、簡単に配色を調和させることができます。
もちろん、実際には「赤を薄めて作ったピンク」や「紫を薄めて作ったピンク」のような単純な分類はできませんが(^^;)
次に、ピンクという色が持つイメージです。
ピンクという色は、昔は男性が身につけるのをためらうほど、女性の代表色のような色でした。
「重い」「固い」「男性らしい」といったキーワードで連想される色ではないはずです。逆に「優しい」「可愛い」「柔らかい」といったキーワードでは連想されやすい色です。
「優しい」という言葉から人をいたわる気持ち、思いやる気持ちが連想され、それが今の時代にマッチしているのだと思われます。
特に東日本大震災後は、疲れた心に響きやすい色なのではないでしょうか。
生活に少し、ピンクを取り入れてみてはいかがでしょう?もしかすると、気持ちに何か変化が起きるかもしれませんよ♪
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