『不動産は値下がりする』というウワサ2 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

中村 嘉宏
株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
東京都
宅地建物取引主任者

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月22日更新

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『不動産は値下がりする』というウワサ2

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  1. マネー
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これからの不動産市況
《1からの続きです…》

短期的に不動産価格の調整があるだろう
というのが個人的な意見です。

郊外のマンション、戸建ては
確実に売れ行きが鈍っていますし、
都心のビルなどを積極的に購入していたファンドの中には
資金調達が厳しくなっているところもあるようです。

こういった現象から、
不動産価格には下落圧力がかかっている
と判断しています。

ただ、それだからといって
即「売ったほうがいい」ということにはなりません。

先の投資家の方にも
「売らずにそのまま持っていたほうがよいですよ」
とアドバイスしました。

それは、お持ちの物件が、4物件とも
賃貸需要の高い地域に立地したグレードの高い物件であり、
今後も賃貸市場で競争力のある物件と判断したからです。

都心(特に主要5区)では今後
ワンルームマンションの供給が減ります。

不動産価格は下がっても、
都心のマンション用地は
競争激化から価格は落ちません。

また土地価格・資材建築費などの高騰から、
新築物件の供給は減り
価格は上がります。

供給は減りますが
都心は賃貸需要は旺盛ですから、
賃料水準も入居率も維持できる。

そんな環境ですから、
「あせって売る必要はありません」
とお答えしました。
《3に続く…》


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