人間的行動の(その4)は
◆ 「自分が『もの』になっていないか」を「確認する」・・なぜなら、他人を物のように扱う人というのは、実は自分自身が物になってしまっているから・・でした。
では人間的行動(その5)は何か?
それは、
◆ 「反復する日常」に「自動化されない」です。
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「反復する日常と自動化された行動への警鐘」
新聞を読む。
靴下をはく。
テレビをつける。
コンビニへ行く。
バスに乗る。
本を読む。
駅まで歩く。
傘をさす。
ゴミを捨てる。
携帯をいじる。
上司と話す。
研修に行く。
コピーをとる。
伝票を書く。
電話をする。
報告する。
退出する。
買い物する。
今日を振り返る。
面倒なことを忘れる。
明日に備える。
反復する日常。
自動化された行動。
無意識の意識。
日常を日常に生きすぎると日常は消滅していく。
それはあなたの人生をも無化していく。
私たちは凡庸という重力の中で生きている。
何人もこの重力から逃れることなどできない。
しかし、犠牲にならない方法ならある。
それは「重力の存在を知ること」と「日常を非日常に生きることを意志する」の2つである。
(出典)http://profile.ne.jp/pf/pensee-tsutomu-nakazawa/c/c-45723/
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人間的行動(その5)とは、
◆「反復する日常」に「自動化されない」こと。
生きることとは、二度と戻ってこない「瞬間」を休むことなく連続して経験し続けることです。
だから一つ一つの「出来事」は、「ただ一つだけ」で「二つとない」、唯一無二の「経験」なのです。
でも私たちは「それ」を忘れている。
「自動化」に慣れ、麻痺してしまっている。
日常を日常に生きすぎると日常は消滅していくのです。
それはあなたの人生をも無化していくのです。
あなたは、
この「重力」に気づいていますか?
「自動化」に慣れ、麻痺してしていませんか?
「日常を非日常に生きること」を意志していますか?
(中沢努「<深く考える>序開き」から抜粋)
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