前回の試算結果によると
賃貸Aさんの総合計支出額 :8640万円
住宅購入Bさんの総合計支出額:8260万円
となりました。
物価上昇や金利上昇を加味していませんが、
不動産市場が一定なら購入の方が若干有利になりそうです。
ただし、ここでの大きな違いは、
Bさんは65歳時に住宅ローンを完済しているのでマンションという資産が手元に残るということです。
しかし、Aさんには何も残りません。
不動産市場が今と同じなら多分このマンションは1500万程度は資産価値があるでしょう。
(※金利上昇や不動産市場の下落を考えると賃貸の方が優位になる場合があります。)
■経済的観点からのまとめ■
経済的観点から見る場合には不動産市場・金利市場がどう推移していくかが大きな鍵です。
◎不動産市場一定・上昇・金利市場が一定と考えれば・・・購入Bさんが有利。
◎不動産市場下落・金利上昇と考えれば・・・・・賃貸Aさんが有利。
皆さんはどう予測しますか?
つづく
このコラムの執筆専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
03-5773-4111
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