Webデザインの役割 - Webマーケティング全般 - 専門家プロファイル

佐治 邦彦
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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Webデザインの役割

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WEBマーケティング

Webサイトをつくろうという時、真っ先に気になるのはデザインではないでしょうか。「デザインよりもSEO対策だ、アクセス数を上げることが優先だ」という考えもあるようですが、サイトのデザインは、せっかくの訪問者をしっかりと繋ぎとめるための重要な役割を担っています。

 

Webデザインは第一印象

初対面で会う人の印象は「わずか3秒で決まる!」と言われています。Webサイトでも同じことが言えて、訪問者がサイトを訪れるとわずか数秒で印象が決まってしまいます。サイトの第一印象で訪問者がチェックするのは、サイトのデザインやタイトルなどの見た目です。パッと見ただけで判断されてしまうのです。この数秒のパッと見で「何のサイトかよく分からない」と感じさせてしまったら、そのサイトはアウトです。もう二度と見に来ることはないと考えてもいいと思います。反対に、この数秒で訪問者の気持ちを惹きつけると、サイトをくまなく見ていってくれる可能性が出てきます。

第一印象で好印象を持ってもらえたら、訪問者の見る目は次の段階に入ります。訪問者は訪れたページをさらっと読んで、そのサイトが信頼するに値するのかを見定めます。ここで、訪問者がチェックするのはサイトの内容です。文章が異様に馴れ馴れしかったり、堅すぎると訪問者は逃げてしまいがちです。また、訪問者が欲しいと思っているページにたどり着くのに、何回もクリックしないといけないと、訪問者は途中で断念してサイトから離れてしまいます。サイトに初めてやってくる訪問者はほんのわずかでもわかりづらいと大きく迷ってしまいます。訪問者は思っている以上に皆さんのWebサイトのことを知らないと意識して、誰が来てもわかりやすい動きやすいデザインを考えるとよいでしょう。

 

デザインを考えるときに大切なことは?

ポイントは「情報をデザインする」という目的を見失わないことです。

1. 訪問者に伝えたい情報を、リストアップする

2. リストアップされた情報を、区分けする?

3. 情報の区分けを、「視覚的に」表現する

このステップを踏めば、だんぜん見やすくなります。?逆に、このステップを省いてしまうと、伝えたいことと伝わることが一致しません。

また、情報を整理するときには、次のポイントに的を絞って考えていきます。

・他の情報よりも、「地位の高い」(レベルの高い)情報はどれか?

・複数の情報を、ひとつのカテゴリーにまとめられないか?

最初に考えなければならないのは、キレイな色使いでもイラストでもありません。?「情報の見せ方」なんです。「パッと見」で「わかりやすく」伝えることこそが重要です。情報を的確に分類し、優先順位を「視覚的に」表現すること。これは、Webデザインのツボと言っても過言ではありません。

 

訪問者に信頼感を与える

こうしてデザインに気を配ってつくられたWebサイトは、訪問者に信頼感を与えることができます。検索エンジンからあなたのWebサイトに初めてやってくる人は、あなたの会社のことやあなたの商品のことを知りません。あなたにも経験があると思いますが、知らない企業のWebサイトを初めて見るときは警戒心を持って見て回ると思います。

たとえば、お客様は、資料請求やお問い合わせをしたいとき住所や電話番号、名前などをあなたに教えなければいけません。でも最近では個人情報が漏洩して…といった事件もよく起こっており、個人情報を与えることに慎重な方が多くなっています。そんなとき、お客様に「このホームページ胡散臭いなぁ・・・微妙だなぁ・・・」と思わせてしまったら、お客様は資料請求やお問い合わせをしてくれません。そう思わせないためにも、Webデザインの大事な役割が信頼感を与えることなのです。

 

信頼感を勝ち取っているサイトとは?

では、信頼感を与えるサイトとはどんなサイトでしょう?デザインの面だけで言うなら、ロゴを上手く使うのもひとつです。

あなたがよく利用しているECショップを思い出してください。たとえば、楽天。いろんな店舗が楽天に出店して、日本でも最大級のショッピングモールになっていますが、楽天のサイトには必ず楽天のマークが入っています。同じようにAmazonのサイトでもどのページを見てもAmazonのロゴは表示されています。もし、これからのページから突然ロゴがないページに移動したときにあなたはどう思うでしょうか?楽天のページから、ロゴがないページにいきなり移動したときに「これは本当に楽天のサイト?」と混乱してしまいます。

楽天では決済画面でもロゴマークが表示されています。ショップのロゴが常にあるだけで、お客さんは安心して決済処理が行われるものだと思ってしまいます。それは以前、楽天で決済処理を安心して進められたという体験が信頼を得たということでもあります。

ぜひ信頼という切り口で、自社のWebサイトを検証してみてくださいね。

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