ホームページの更新管理と信頼度 - Web集客・売り上げ向上 - 専門家プロファイル

佐治 邦彦
株式会社サンアスト 集客コンサルタント
愛知県
広告プランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:Webマーケティング

小菅 太郎
小菅 太郎
(ITコンサルタント)
森 美明
森 美明
(Webデザイナー)
森 美明
(Webデザイナー)
和久井 海十
(ITコンサルタント)

閲覧数順 2024年04月26日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

ホームページの更新管理と信頼度

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. Webマーケティング
  3. Web集客・売り上げ向上
WEBマーケティング

 自社のホームページに毎日どれくらいの人数が訪問しているか、どのページが一番よく見られているか、どんなキーワードで検索されているかといった情報がとれることを、皆さんご存知だと思います。では、実際に定期的にデータを取って検証していますか?アクセスログ解析というものです。おそらく、毎月とか毎週とかきちんと期間を決めて社内でアクセスログ解析を行い、ホームページの内容を見直し更新されている方はそんなに多くはないと思います。でも、この一連の作業はとても大事なことなんです。

 

SEO対策やリスティング広告をやっているから大丈夫!!ではない

 膨大な数のホームページの中から自社のページに来てもらうことが容易でないことは言うまでもありません。「SEO対策やリスティング広告をやっているから大丈夫」ではないんです。なぜなら、SEO対策やリスティング広告は来訪者数を増やすことだけが目的だからです。来訪者数を増やしてもホームページの中身がニーズに合っていなかったり、わかりづらかったりすれば、お問い合わせや購買といったアクションを起してもらえず、業績にはつながらないからです。たくさんのお客様にお店に来てもらっても、お客様が欲しいと思う商品が見つからなかったり買い方がわからなければ、お客様はすぐに帰ってしまいます。ホームページに来てもらったら、取りこぼさず見込客になってもらう確率を上げていくことこそが大事です。

 

お客様目線でホームページをつくる

 それには、お客様目線でホームページをつくることがポイントの一つです。チェックポイントは、お客様のメリットが提示されているか、お客様の悩みを解消しているか、オファーは的確かといったことです。この3点はお客様の心をつかむために必須の条件です。また、デザインやキャッチ、掲載写真はもちろん、バナーやフォントひとつにも気配りが要ります。とはいえ、どのページをどう修正すればよいのか、感覚で見当をつけるわけにはいきません。

 

アクセスログ解析

 そこで活用したいのが先程のアクセスログ解析です。アクセスログ解析を使うと、ホームページへの来訪者数や滞在時間だけでなく、どのページから入ってどのページで離脱していったか、どのような動線をたどったかというようなことをはじめ、様々な数値的データがとれます。このデータを検証することで、修正すべきページを判断したり販促全体の方向性を決める材料にします。

 アクセスログ解析は各社からソフトが販売されており、やろうと思えば誰でもチャレンジできます。無料のものもあり、Google Analytics(グーグルアナリティクス)が普及しています。ただし、サポートがなく自力でスキルを習得しなければならず、時間と労力が必要というハードルがあります。また、前述のように解析結果を見るだけでは意味がないわけで、結果に基づいて更新すべきメニューを検討しホームページに反映していってこそ業績につながります。ですが、更新作業まで一貫してPDCAを回していくことは専門家でなければ難しいかもしれません。しかし今のようにマーケティングを取り巻く環境があらためて顧客中心主義に立ち返る傾向にあるなかで、更新されていないホームページはこれに反するものと言えるかもしれません。来訪者に親切でないばかりか、信頼性をも損ないかねません。

 

更新頻度もチェックされている??

 実際、更新されていないページは信用性が低いと判断されてしまう傾向にあります。逆に、更新頻度が高いホームページは検索結果で上位に表示されやすいようです。検索する側も、検索上位に表示されるホームページを信頼しやすく、更新頻度≒信頼度と図式が成り立つかもしれません。

 SEO対策の対象となるのはロボット型検索エンジンですが、検索エンジンはクローラーというロボットプログラムを使ってネット上の情報を常に集めています。そうして集めた情報の内容を判断し順位づけをし、検索結果として表示します。クローラーが巡回する頻度は、ページがアップデートされる頻度に左右される可能性があります。例えば、1時間ごとにアップデートしているニュースサイトなら、検索エンジンロボットが約1時間おきに新しいコンテンツを探しまわっている可能性があります。つまり、自社のホームページも小まめに更新すれば小まめにクローラーが訪れて最終更新履歴をチェックし、内容が適切であれば良い評価をしてくれて検索結果が上がる可能性が高くなるというわけです。

 このように、ホームページは企業の信頼性に大きく関係していること、そしてアクセスログ解析を含むホームページの更新管理が今や欠かせないことがお分かりいただけるかと思います。皆さんのホームページは更新管理が滞りなく実施できていますか?信頼度の高いホームページを構築し企業価値を高め、業績につなげられるよう、更新管理をPDCAをきっちり回して進めていきましょう。

 

~ 100年先まで続く企業づくりを広告販促でお手伝いしたい ~

株式会社サンアスト 佐治 邦彦