統一地方選挙を終えて思うこと - 顧問税理士・会計士 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:税務・確定申告

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

統一地方選挙を終えて思うこと

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 税務・確定申告
  3. 顧問税理士・会計士
政治の話

統一地方選が終了した。投票結果はすでに報道等でご承知のとおりです。

 

今回の統一地方選挙は、公務に忙殺される現職に対する論戦の場として、

公開討論会さえ難しい状況(都知事選ではできませんでした)では、

新人議員には厳しい選挙戦だったのでしょうね。

知事選、市長選では、出馬した現職は全員当選していました。

ただ、公務に忙殺される分、日常的に有権者に報告をしている方でないと、

逆に厳しかったという向きもあるかもしれませんが・・・。

 

千葉、埼玉、神奈川の各県議選では、現職落選者38名中22名、

各市議選では、現職落選者46名中20名が民主党候補(推薦含)

だっただけに、菅政権には非常に厳しい結果ですね。

国民が何を期待しているのか、今一度考え直してもらいたいところです。

サービス業の顧客第一の思考を政治に持ち込めば、国民第一主義ですよね。

 

今回の都知事選は最後まで誰に入れるのか悩みましたね。

政策力と決断力の石原都知事、尊敬する経営者渡辺美樹氏、改革実行の

実績ある東国原前宮崎県知事、北野税法学にも精通する小池前参議院議員。

石原氏は高齢、渡辺氏は政治未知数、東国原氏は国政転向の噂、

小池氏は実行力不透明と、それぞれ問題もある中、迷いました。

結果は現職石原氏の圧勝でしたが。

 

また、投票率が思いのほか高かったことは非常に良かったですね。

応援できる方がいることは幸せなことかもしれませんが、

もし誰も支持できないなら、白票を投じることも意思表示ですから。

 

この非常時だからこそ、政治にも関心がいくのかもしれませんがね。

 

前哨戦となった先日の名古屋市議選では、河村名古屋市長率いる減税日本が

第1党になり、新人議員が議長につくという異常事態もおきました。

今回も橋下大阪府知事率いる大阪維新の会が大阪府議会で単独過半数、

大阪市議会で第1党を占めています。

従来の政治よりも、国民の常識に近い政治が求められているのかもしれません。

法の世界でも、そのために裁判員制度が機能し始めましたし、

この非常時が時代の大きな転換期になるような気がしています。

このコラムに類似したコラム

民主は野田さんの圧勝、自民はどうなる? 平 仁 - 税理士(2012/09/21 18:10)

安倍総理の消費増税決断に思うこと 平 仁 - 税理士(2013/10/03 15:28)

活動者間で押し付けにならぬよう 高橋 昌也 - 税理士(2013/07/04 07:00)

会計に詳しい人は非常に少ない 高橋 昌也 - 税理士(2013/06/24 07:00)