住宅ローン金利と我々のリスク・プレミアム (3) - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月15日更新

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住宅ローン金利と我々のリスク・プレミアム (3)

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資産運用の原則 借入金とリスクプレミアム
リスクというのは、リターンを得る対象の商品の価格がぶれる幅を言います。

国内株式の期待リターンは6%、標準偏差(リスク)21.0%、2標準偏差(最悪ケースのぶれ)は36.0%とされています。 (週刊ダイヤモンド07.06.18号引用)これは68%の確立で、−15%〜27%のリターンを得られるというものです。最悪ケースでは−42%の損失を覚悟して運用することを前提としています。

このように考えると、借入金を返済せずに資金を運用する場合、かなりなリスクプレミアムを必要とします。

私の使用している期待収益率が4.25%(国内外の債券と株式に均等投資)ですので、最低4.0%ノリスク・プレミアムを乗せたいと考えます。
従って運用の目標値は3.0%+4.0%=7.0%になります。これだけ高い収益率があって初めて返済と同等の価値になります。
貴方のリスク・プレミアムはいくらでしょう?