- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
福島原発事故に関しては、私のところにもいろいろな情報が寄せられていますが、いくつかの信頼できる情報を除き、憶測や推測の域の内容が多く、辟易しています。
私のスタンスは、必死に事故現場で戦っている作業員の方々を思うと、まず国を信用するしかないというものです。
そして最終的には自己判断です。
余震も少しづつ減ってきたようです。一日、一時間でも早く被災地の復興へ向かうことが切望されます。
昨夜のニュースで、群馬県の片品村が被災者を一時的に受け入れるという映像を見ました。
群馬・片品村が福島・南相馬市の被災者1000人を受け入れ、その費用を片品村が負担し、民宿などに宿泊するという内容でした。
バスに乗って雪深い片品村に到着した南相馬の方々の笑顔がとても印象的で、私まで少しだけ気持が楽になったような気がしました。
「暖かい場所(家)」は、改めて人の心をほっこり暖めるのだと確信しましました。
今、弊社で設計を進めているお客様からも震災時における想定問答が、まさに始まりつつあります。
大手の会社と違って我々工務店の良いところは、決断が早く、フットワークが良いということです。
技術の確証があれば、次々に手を打つようにしたいと思います。
ニュースの中の被災された方々の笑顔を見て、心底住居、居場所の意味を考えさせられました。
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