住宅ローン審査が否認されたら

住宅ローンの審査に落ちたら、どうなるでしょうか？

不動産売買では「融資利用の特約」という契約条項があり、
任意に定められた期日までに住宅ローン審査に合格しなかった場合、
契約を解除できる仕組みになっています。
そしてこの場合は、買主様が支払った手付金や中間金などは、
全て無条件で返してもらえます。

ローンが否認されるということは、購入手段を失ってしまうということです。
なので、不動産売買契約ではこんな事態に備え、買主様保護の法律により
このような保全措置が取られているのです。


でも、否認になったら、もう諦めるしかないのでしょうか？
この答えは”Ｎo”です。


審査が否認になった理由は、通常は銀行からは教えてもらえません。
だからと言って推測しても、実際にどうだったのかを把握できなければ
次の対策を打つ事はなかなか難しいものです。

なので、重要なのは否認になった原因を何としても聞き出すことです。
直訴することで、ちゃんと教えてもらえることもあります。

そして、１つの銀行でダメだったからと諦めないことです。
ローンを否認にする理由は、銀行によって基準が異なります。
つまり、他では合格ラインと見なす銀行もあるものです。
例えば、過去の金融事故（支払いの滞納暦）が原因の場合でも、
その程度によってはOKとする銀行もあります。
これは、申込みの内容によっても微妙に異なりますし、
合否判定の基準は銀行の内部規定により、かなり差があります。

もしかしたら、当初希望していたものと同程度の条件で
OKになる銀行が他にもあるかもしれません。
何度か否認になりながら、１つの銀行でOKになり、
マイホーム購入ができたお客様もいらっしゃいます。

なので、このような時はすぐに諦めず、不動産会社さんと相談しながら
他の銀行に粘り強く当たるようにしてください。

お困りの際は、ご連絡いただければサポートしておりますので、
いつでもご相談いただければと思います。

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