暮らしの奇妙な経済行動.6 経験則 - 資産形成 - 専門家プロファイル

新谷 義雄
行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
京都府
行政書士

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年05月09日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

暮らしの奇妙な経済行動.6 経験則

- good

  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. 資産形成

薬にも、毒にもなる「アンカーリング」

ふとした事で過去の記憶が蘇る経験ありませんか?昔聞いたBGMで当時の思い出を思い出したり、香水の匂いで人の顔が浮かんだり・・・

「心理錨」
つまりは、「過去の経験や、記憶で関連付け」してしまう事とでも申しましょうか。人間の5感に印象付けする事で記憶を鮮明に植えつけるアンカーとなります。

行動経済学ではちょっと違いますが、過去の経験、記憶などを現在の行動選択の要素にしてしまうにです。
高速道路が混んでいて、一般道に下りたのに、一般道の方が混んでいた・・・

そんな経験は有るでしょう。「高速道路が混んでいる」事と、「一般道が空いている」事は無関係な事象ですが、過去に高速道路を降りて、一般道が空いていた成功例が鮮明に植え付けられていた場合、その後も選択肢のより所に無意識に刷り込まれてゆきます。

経済アナリストの言動を無意識に刷り込んでいた場合、アナリストの言動と状況が変わっても信じて、結局失敗してしまう・・・。回避するには最新の情報と、客観性でしょう。

このコラムに類似したコラム

投資タイプを診断しませんか? 浅見 浩 - ファイナンシャルプランナー(2011/08/18 10:30)

「市場の暴落にどう対応すべきなのか-その1」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2020/03/19 16:41)

「行動ファイナンス理論 ― その1」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2019/08/22 16:52)

「投資家の心理状態を考える」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2019/08/08 14:24)

恐れを手放そう 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2017/03/31 22:59)