どうも最近は分散投資で言うリスク分散の意味が変わっている様な気がします。
この10年間、銀行・証券・保険・郵便局(ゆうちょ銀行・かんぽ生命)などと言った金融機関は、国に言われて新興国やアメリカ国債など焦げ付いた債券やファンドを買わされて来た様に思います。
特に小泉政権時代からその傾向は加速した様に思います。
【貯蓄から投資へ】を国がスローガンとして国民に訴えました。
でもそれは単にアメリカが買取った焦げ付いた株や債券を日本が買わされただけと言うのがオチでしょう・・・。
(ちょっと詳しい人ならそんなこと知っていますよね。)
そうして、アメリカから買わされたそれらの不良債権(はっきり言って不良債権でしょ)は、銀行・証券・保険・郵便局(ゆうちょ銀行・かんぽ生命)といった金融機関に売りつけられました。
そして、不良債権を買わされた銀行・証券・保険・郵便局(ゆうちょ銀行・かんぽ生命)は、その不良債権を国民(お客様)に売りつけて自身のリスク分散をしたとさ・・・。おしまい。
それでもこの国の銀行・証券・保険・郵便局(ゆうちょ銀行・かんぽ生命)などは、ありきたりの金融理論(既に終わっています)を今も語っているとさ・・・。さらにおしまい完結。
金融機関がリスク商品をお客さまに売ることで分散している・・・。なんじゃいそれ。
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