- 築地 聡
- やさしいお金の教室(合)エムズアイ広島 所長・業務執行社員
- 広島県
- 保険アドバイザー
対象:家計・ライフプラン
FP理論においてはインフレによるリスクヘッジを投資信託などの金融商品で回避することが定説となっている。
ドルコスト平均法による時間的リスク分散(長期投資)なら安全だと多くのFPが信じている。
以前は僕もそれを信じていた。
だけど、ハイパーインフレになった場合は話しは別だ。
・通貨危機・食糧危機・エネルギー危機、そしてハイパーインフレ http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/1938313.html
ハイパーインフレに対応する金融商品などこの世には存在しない。
良くハイパーインフレにはゴールド(金)が一番良いなどとも言われている。
だけど、それも大きなウソだと思う。
ハイパーインフレになれば一番に必要となるのは食料の確保だ。
ゴールド(金)などは煮ても焼いても食うことは出来ない。
日々を生活して行くうえでそれに気付いた人からゴールド(金)を売って(現金に換金)行く。
そうしてゴールド(金)の暴落が始まる。
・マネー雑誌が言わないこと ゴールド(金)について http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/4832717.html
それでもたいそう大事にゴールド(金)を手放さない人は最終的に大損をしながらゴールド(金)を手放すことになるのでしょう・・・。
ハイパーインフレに対応する唯一の物は農産物である。
投資信託やその他の金融商品による利殖率は多くてもせいぜい20%~30%でしょう・・・。
(今の世の中20%~30%の利殖率ならそれはそうとう凄いパーセンテージです。)
だけど、米の一粒が一体いくらの利殖になりますか?
その倍率は一粒から何百倍、いや何万倍ともなるでしょう。
その利殖率は1万%とも100万%にもなります。
僕はそれが本物の利殖率だと思います。
今、多くの人が大地(土)の大切さに気付き、そして土へ感謝することに気付くべきなのだと思います。
金融で未来は築けません。
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