- 小島 美和子
- 有限会社クオリティライフサービス 代表取締役
- 神奈川県
- 研修講師
対象:対象者別研修
- 松本 耕二
- (研修講師)
- 松本 耕二
- (研修講師)
― 貴社の「優秀な人材」は、この先も「活躍できる人材」として健康を維持していけますか? ―
若年者で朝食欠食率の大きさが問題となっていますが、
朝食を抜くとどのようにコンディションに影響が出るのでしょうか。
朝食の役割は何と言っても、脳へのエネルギー補給です。
私たちが日々の活動で使うエネルギー源は糖質と脂質で、
脂質は体脂肪という形で体内にたくさん貯蔵することができます。
一方糖質は、肝臓と筋肉に少しだけ貯蔵できる程度です。
貯蔵量が少ないので、朝のからだは糖質不足の状態です。
脳は、脂質をエネルギー源として使えず、糖質のみがエネルギー源となります。
したがって、朝食抜きでは脳に効率よくエネルギーが送られない
という問題が生じるのです。
小学生を対象とした調査では、朝食抜きの生徒は数学の計算問題など、
学習能力も落ちる結果となっています。これは大人にも同様です。
朝食を食べていない社員は、脳にエネルギーが送れず、
午前中の仕事効率が上がりません。
朝食抜きでは、朝のからだが目覚めないので、
体温が上がらず体調も乱しやすくなり、欠勤が増えるなどの問題も
生じやすくなります。
コンディションを整えて、朝の時間を仕事に集中できるように、
人材育成の観点からも、朝食についての食育は必要です。
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