新入社員や若手が心掛けるとミスコミュニケーションが減る「確認」 - 新入社員育成・研修 - 専門家プロファイル

廣瀬 孝一
Powerful Management 代表
沖縄県
人財育成/セールストレーナー/プロコーチ

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快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(快眠コーディネイター)
快眠コーディネイター 力田 正明
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(快眠コーディネイター)
松本 耕二
(研修講師)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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新入社員や若手が心掛けるとミスコミュニケーションが減る「確認」

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新入社員が持っていてほしいこと 上司や先輩とのコミュニケーション

「確認」はコミュニケーションを制す

上司や先輩に、今のお話は「○○△△□□ですね」と確認すると、ミスコミュニケーションは減少します。

ミスコミュニケーションはなぜ起こるのか?

○ 上司や先輩の立場で以下のようなことは有りませんか?

1.「分かってくれているだろう」

2.「質問がないから問題ない」 などなど

だから、ボタンの掛け違えに気付かない

 

○ 部下や後輩の立場で以下のようなことは有りませんか?

1.「多分そうだろうな」と思い込み「分かりました」と答える。

2.一度聞いただけで確認せずに「分かりました」と答える。

だから、ボタンの掛け違えに気付かない。

 

思っただけでは相手に伝わりませんし、望む状態になっているのかの確認が必要です。

共通点は 思い込み

 

上司や先輩の落とし穴「常識として分かるだろう」

学びや経験を通して構築された「前提が違う」「経験値が違う」のに、上司や先輩のレベルの理解度を求めると、『反抗、開き直りや攻撃』が自分に返ってきます。

新入社員や若手の言い分は「だったら初めから言ってくださいよぉ。」

そこで上司や先輩は「・・・」になるか、キレる構図が目に浮かびます。

「社会人として常識だろう」「当たり前だろう」は通用しません。

特に新入社員は社会に出たばかりなのですから。

ベテラン社員のモノサシの10分の1くらいでちょうどいいと思います。

「1足す1はいくら?」くらいの問いかけが丁度いいくらいです。

今どきの若者をバカにしているわけではありません。

コミュニケーションレベルを図る必要があります。

足し算、引き算、乗算、割り算、分数など、あくまで社会人レベルを推し量る事と教育が必要になります。

 

新入社員や若手の落とし穴「理解している」という勘違い

理解していると自覚していれば、「質問は?」の問いに自然と「ありません」と答えるはずです。

「分かっていないことが分かっていない」のです。

「メッセージを受け止めたこと(捉えたこと)が合っているかどうか」を確かめないのです。

つまり、「真の理解」も「理解したつもり」の状態を問わず、理解していると認識して「分かりました」と答えているのです。

 

上下共通の課題「思い込み」

「分かっているという思い込み」と「分かってくれているという思い込み」の≪何をどのようにどれくらい≫が当たっていれば問題は起こらないかもしれません。

思い込んだまま確認しないことの弊害を想像してみてください。

 

新入社員や若手社員からの「確認」から生まれるモノ

新入社員や若手社員が確認することで、上司・部下共に、共通のものが得られます。

安心感です。

上司や先輩の立場で「理解してくれている」と分かって安心

新入社員や若手社員の立場で「捉え方が合ってたんだ」と確認できて安心

確認作業をするだけで、上司や先輩も自分自身も安心感が得られます。

だから、確認がコミュニケーションを制するのです。

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