- 廣瀬 孝一
- Powerful Management 代表
- 沖縄県
- 人財育成/セールストレーナー/プロコーチ
対象:対象者別研修
- 松本 耕二
- (研修講師)
- 松本 耕二
- (研修講師)
新入社員や若手が心掛けるとミスコミュニケーションが減る「確認」
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「確認」はコミュニケーションを制す
上司や先輩に、今のお話は「○○△△□□ですね」と確認すると、ミスコミュニケーションは減少します。
ミスコミュニケーションはなぜ起こるのか?
○ 上司や先輩の立場で以下のようなことは有りませんか?
1.「分かってくれているだろう」
2.「質問がないから問題ない」 などなど
だから、ボタンの掛け違えに気付かない。
○ 部下や後輩の立場で以下のようなことは有りませんか?
1.「多分そうだろうな」と思い込み「分かりました」と答える。
2.一度聞いただけで確認せずに「分かりました」と答える。
だから、ボタンの掛け違えに気付かない。
思っただけでは相手に伝わりませんし、望む状態になっているのかの確認が必要です。
共通点は 思い込み
上司や先輩の落とし穴「常識として分かるだろう」
学びや経験を通して構築された「前提が違う」「経験値が違う」のに、上司や先輩のレベルの理解度を求めると、『反抗、開き直りや攻撃』が自分に返ってきます。
新入社員や若手の言い分は「だったら初めから言ってくださいよぉ。」
そこで上司や先輩は「・・・」になるか、キレる構図が目に浮かびます。
「社会人として常識だろう」「当たり前だろう」は通用しません。
特に新入社員は社会に出たばかりなのですから。
ベテラン社員のモノサシの10分の1くらいでちょうどいいと思います。
「1足す1はいくら?」くらいの問いかけが丁度いいくらいです。
今どきの若者をバカにしているわけではありません。
コミュニケーションレベルを図る必要があります。
足し算、引き算、乗算、割り算、分数など、あくまで社会人レベルを推し量る事と教育が必要になります。
新入社員や若手の落とし穴「理解している」という勘違い
理解していると自覚していれば、「質問は?」の問いに自然と「ありません」と答えるはずです。
「分かっていないことが分かっていない」のです。
「メッセージを受け止めたこと(捉えたこと)が合っているかどうか」を確かめないのです。
つまり、「真の理解」も「理解したつもり」の状態を問わず、理解していると認識して「分かりました」と答えているのです。
上下共通の課題「思い込み」
「分かっているという思い込み」と「分かってくれているという思い込み」の≪何をどのようにどれくらい≫が当たっていれば問題は起こらないかもしれません。
思い込んだまま確認しないことの弊害を想像してみてください。
新入社員や若手社員からの「確認」から生まれるモノ
新入社員や若手社員が確認することで、上司・部下共に、共通のものが得られます。
安心感です。
上司や先輩の立場で「理解してくれている」と分かって安心
新入社員や若手社員の立場で「捉え方が合ってたんだ」と確認できて安心
確認作業をするだけで、上司や先輩も自分自身も安心感が得られます。
だから、確認がコミュニケーションを制するのです。
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