- 植森 宏昌
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
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0120-961-110
対象:保険設計・保険見直し
ここ最近、子ども手当の支給を見込んだ保険商品が多数、市場に供給されています。
ある保険会社は毎月の保険料を、支給額と同じ1万3000円にした学資保険を販売していますし、遅れている他社も負けじと今後に向けて新しいパンフレットを作るなど対応してきてるのが現状です。
ただ、某保険会社の商品を見る限り月1万3000円の保険料を15年間支払い(総支払額234万円)配当金などを除き、最低241万円を受け取る事になりますが、長期の投資商品としては余り魅力のあるものとは思えませんね。
実際、保険会社やかんぽの営業に言われるまま子供保険や学資保険で、貯蓄を考えて加入される方が多いとは思いますが、利回りを考えた場合、元本割れも多く個人的にはお勧めしたいとは思いません。ただ、本来、保険は貯蓄では無く保障ですので保障として検討されるなら検討の余地はあるかも知れませんね。
今後も子ども手当を見込んだ各社の獲得競争は激しくなると思いますが、民主党政権もゴタゴタが続き微妙な状況ですし、この手当がいつまで続くのかも疑問です。元々、財源も無い状態で、選挙目的でその場凌ぎで作った手当ですから、2年後ぐらいには打ち切り、若しくは見直しとなり大量の中途解約が出ない事を祈りたいと思いますね。
実際、中途で、それも2年や3年程度で解約した場合、お客様の手元には殆どお金は返って来ません。15年契約なら15年払いこんでこそ意味がありますし、お客様に有利となります。
目先のセールスのメリットだけの話しやパンフレットに誤魔化されることなく、もし仮に、子供手当が打ち切られたとしても最後まで払えるかどうかを考えて加入される事をお勧め致します。保険は最後まで払ってこそ意味がありますし、お客様に有利になる事が大半です。又、保険は貯蓄では無く保障である事を忘れてはいけないと思います。
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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