今日、こんな話をお客様から聞きました。
「トラブルが次から次へと起こって、収束の気配を見せない」
なぜこういうことが起きるのか?の話をしました。
トラブルが収束しないのは・・・
□ 打つ手を間違えている
□ 責任を持つ人が不在(持ちたがらず逃げる)
□ トラブルの認識に組織や個人ごとでばらつきがある
他にもいろいろあるとは思いますが、おおむねこのどれかでしょう。
2番目に挙げた「責任を持つ人がいない」
これは犯人のことを指しているのではなく、お客様や外部に対して
最後まで面倒を見る人がいないことを指しています。
(犯人は別にいても、それは関係ありません。要するに誰がケツを持つかです)
逃げない人は、自分から飛び込んで「俺がやらにゃー誰がやる」くらいの勢いで
対処に奔走してくれます。
この負担を嫌がる方は当然逃げます。
逃げない人はその分失敗をすることもあるでしょうが、必ず成長し、周囲の
信頼を得ることになるでしょう。
逃げる人は、失敗も成功もしないので何も学ばない。
利害関係者のことなどそっちのけで保身(利己)に走ります。
ここで言いたい。
「逃げるな」と。
逃げたら終わり。信頼も収束もそこにはない。
逃げなかったらいずれは終わる。月の満ち欠けのように。
朝の来ない夜はないのだから。
重ねて言おう。「逃げるな」
このコラムの執筆専門家
- 辰巳 いちぞう
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- 株式会社SGOソリューションズ
今すぐやれることから、企業のリソースを活かした営業支援を実行
営業支援(戦略・戦術の設計から実行・検証)を切り口に、人材の成長と強い組織づくりのトータルソリューションを提供しています。提案や研修という行為をゴールにするのではなく、実行後の「成果」に徹底的にこだわり、企業の成長をバックアップいたします。
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