- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
もう20年以上も前のブームを、今ごろになって噛み締めている次第です。
あの頃、「ニューミュージック」という音楽ジャンルが確立されて、その先鋒となったのがこのユーミンなわけですが、当時の私はまったく興味がありませんでした。
周りはけっこうユーミンファンが多く、車の助手席に乗せてもらうと、たいていラジカセから流れてくる音楽は彼女のものでした。
なぜこんな、か細くてフワフワした声がいいんだろう・・・?と不思議でした。
耳にまとわりつくような感じがして、正直、私は好きじゃありませんでした。
でも、人間としては興味がある。
・・・ということで、彼女の生い立ちも含めて、改めて知ってみようと思ったわけです。
彼女は、幼い頃から、自分のことを「天才だ」と言っていたそうです。
「なぜ私が天才かというと、デビューしたてでまだだれにも認めてもらえなかったころから、
自分は天才だっていいつづけてきたから。
これだけいいつづけているんだから、私ってやっぱり天才なんじゃないかな。
天才なんて別に相対的なものじゃなくて、絶対的なものでしょう。
だからいいんじゃないかな、他人がなんて思おうと自分で思っている分にはね」
だそうです。
確かに・・・「“天”から“才”能を与えられている」と思えば、誰もが自分のこと、「天才」って言ってもいいかもしれませんね。
これは、いいです!
改めて彼女の作った歌詞を見直してみると・・・、やはり天才らしい言葉のセンスを感じます。
時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる
〜12月の雨〜
街角に立ち止まり
風を見送ったとき
季節が わかったよ
〜生まれた街で〜
つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き
気軽なジョークが とぎれないようにしてね
沈黙がこわい
月影の道で 急に車止めないで
ドキドキするわ
〜14番目の月〜