- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
よく世間では、「PR〔ピーアル〕する」なんて言葉を日常的に使っていますけど、改めて考えてみると、これって、「Public Relations」の略で、社会とのつながりです。
専門家いわく、日本では、その認識がなさすぎて、だいたいの人が「PR=広告」だと思っているとのこと。
でも実際は、明確な違いがあるとのこと。
広告会社は、お金さえ出せば、企業を主体に、企業の主観的情報のみをいつでも掲載してくれる。
一方、PR会社が扱うのは記事〔パブリシティ〕。
こちらは、マスコミとの強いパイプをもち、新聞・雑誌・テレビ〔ニュース・番組等〕に客観的な事実を報道してもらうことで、企業のブランドイメージを高めていく。
ですから、お金さえ出せば扱ってもらえるというものでもありません。
さて、お話を聞きながら私が感心したことは、PR会社の担当者というのは、本当に有能だということ。
きめ細かい人間関係の構築力があって、マスコミ各社の記者ひとりひとりと、密接な信頼関係を築き上げているのです。
だからこそ、「今度、○○企業の取材に行ってください」とか「新製品をリリースするイベントに参加してください」などの依頼を出すことができるのです。
今後、企業のブランドイメージを高めていくためには、マスコミとのお付き合いも、うまく考えていかなければなりません。