- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
その内容は・・・。
「ある息子が、お金欲しさに自分の父親に保険を賭け、殺害しました。
その父親は、息も絶え絶えの状態の中、その妻にこう言いました。
『このことは絶対に警察に言ってはならない』
そして亡くなりました。
父親は、自分を殺すような息子であっても守りたかったのです。
しかし、この事件はいずれ警察に知られてしまい、息子は裁判にかけられました。
判決は、無期懲役。
その時、裁判官は息子にこう言い渡したそうです。
『本来ならば死刑であるが、父親の遺言を尊重した。これからあなたは生涯かけて父親の愛情を思い、悔い改めるがよい』と」
この話から何を感じますか?
親の愛の偉大さです。
この関係が親子でなく、兄弟だったとしたら、こうはいきません。
〔骨肉の争いへと泥沼化するでしょう〕
この世に存在するものの中で、「憎むべき敵を許し、超えていける」のは唯一、親の愛だけ。
すべての人が隣人に対して、親の愛をもてるようになったら、
きっと世界平和が訪れるんだと思います。